私は、昭和49年に少林寺拳法に入門し早46年がたちました。
この46年間には、いろいろな事があり、入門したころは、積極的に易筋行を行い自分が強くなることを考えておりました。そんな時に道院長から子供たちの指導をまかされ、最初は大変苦労をしましたが、一日、一日を一生懸命子供たちと向き合い指導しながら自分自身も鍛え、常に勉強に励み、人格識見の向上に努めました。
子供たちには、他人の痛みがわかる子供になってもらうよう心身で体得させるよう努め指導に当たりました。
私が平成28年3月に紀北町役場を定年退職を機に紀伊長島スポーツ少年団の支部長を交代しました。
まず最初に、拳士に笑顔で接し、リラックスしてもらうように心がけています。次に、一人一人に合った内容で修練を進めています。
少年部では、道具を使ったゲーム等をして、子供が飽きずに練習が出来るようにしています。
一般は高段者が多く技の研究をしながらよりよく理解をして、少林寺拳法のすばらしさを学ぶようにしています。
私たちの支部は、少年部を主に練習を行っています。
少人数ですが、子供たちには、他人の痛みがわかる子供になってもらうよう指導をしています。
そして、少林寺拳法の楽しさや教えの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただき、「誰かのために役立つ」人を育てる支部にしていきたいと思っています。
少年部を主に練習を行っています。
一般は土曜日に練習に来て、少年部の指導と技の研究を行っています。
皆、和気あいあいとした雰囲気で練習していますが、時には厳しさもあり、優しさもあり、拳士同士が仲良く、お互いに切磋琢磨して頑張ることができる環境です。
運動するのが苦手で、何をするにも引っ込み思案であったが、少林寺拳法を始めたからは、運動に対しての苦手意識も無くなり、また、自分に自信が少しづつ付いて来ました。
練習は厳しく、体力も必要ですがレベルに合わせて指導してくださるので、学びやすいと感じました。