少年拳士たちの楽しそうに頑張る姿を見て、この場所をぜひとも存続させたいと思い、支部を引き継ぎました。
子供たちの熱気と明るさは何よりの動力源です。
真剣に努力し成長していく様子を間近で見られることで、こちらも少林寺拳法を2倍、3倍楽しめています。
これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
『論語』
少林寺拳法はもちろん、勉強でも趣味でも、興味を持ったものに対して、努力することを楽しめる心を養ってもらいたいと考え、指導にあたっています。
前向きに頑張れる気持ちは、諦めずに継続出来る粘り強さにつながり、自分にも周囲にも必ず良い影響を与えます。
自分の考えを持ち行動出来る事、同時に人の考えも尊重出来る事、その両方を兼ね備えた人間を育てられる支部でありたいと思います。
強さと優しさは表裏一体です。
少林寺拳法の修練と、それに伴う人間関係を通じて、体も心も鍛えていける支部を目指しています。
小、中学生が中心の支部です。
親子、兄弟で通う拳士も多くいます。
学校も年齢も違っても皆すぐに仲良くなり、賑やかに練習をしています。
保護者の方の理解と協力もあり、大変有難いことです。
始めは子どもが入会しました。
私は送迎を兼ねて体育室の後ろで練習の様子を見ていました。やがて先生に「体験で一緒に練習をしてみませんか。」と誘われて、子どもたちからの応援もあり入会を決めました。
スポーツ少年団は、高校生までが入会可能ですが、親子の場合は親御さんも入会できます。
少林寺拳法を通して、子どもたちと共通の話題があることは良いことです。組手主体なので、家でも練習ができます。
興味のある方は、一度体験に訪れてみてください。