先代道院長の逝去を受けて、引き継ぐことになりました。
当初「仕事との両立は無理」と固辞していましたが、周囲の声に押され、「これも運命」と引き受けたのが正直なところです。
現実は、仕事との両立は非常に厳しく、これまで良く続いたとの感慨がありますが、今では多くの拳士や保護者の方々に助けてもらいながら、人との縁を実感し、感謝の日々にあります。
「楽しくなければ少林寺拳法ではない」が基本にあります。
その上で、健康増進への体力強化と技法の習得を進めています。
また、一般拳士には、この縁を大切に、少林寺拳法の教えが人生を楽しく生きる指針となるように、手助けができればと願っています。
修練に来ることが楽しく、道院での人との繋がりが生活の張りとなる、そんな時間を共有して、助け合える仲間づくりをめざしています。
「楽しくなければ少林寺拳法ではない」を基本とします。
しかし、少年部の拳士は、宿題や保護者の方々の送迎時間、一般部の拳士は、仕事や家庭との調整があり、修練時間に合わせるのが大変です。
そのような中でも、少年部の拳士が、年下の拳士を気遣うほどに成長した姿が見られ、一般部の拳士が、日々の疲れを忘れて、お互いに笑顔で技を掛け合う姿のある、和気あいあいとした道院です。
伊賀名張道院は、園児から中高年まで、幅広い年齢の拳士が在籍しています。
また、私もその一人ですが、子どもと一緒のママさん拳士が多いことも特色です。
子どもたちが一生懸命頑張っている姿は、生き生きしていて元気一杯です。
でも、それ以上に熱心なのは、子どもが慣れるまでと入門したつもりだったママさん拳士かもしれません。
「道院へ来ると元気が出る!」
「早く道院の仲間に会いたい!」
「日常生活に生き甲斐ができた!」・・・
楽しい時間を、私たちと一緒に頑張ってみませんか?
いつでも体験を歓迎いたします。