入門のきっかけは、少林寺拳法を見学した帰りに立ち寄った喫茶店のゲーム賭博機で、100円が1万円になり、それで入門諸経費を調達できたこと。
道院長になったきっかけは、見学の時に、当時の道院長から「少林寺拳法には勝ち負けがない」と聞かされたことに、他武道との違いを感じたことと、「カッパブックス」を読んで、少林寺拳法の思想と技法には独特のものがあり、指導者としてのやりがいを感じたこと。
特に開祖 宗道 臣には共感した。
個性を大切にし、個人にあった指導を心がけている。
少林寺拳法の修行は、道場の中だけにあるのではなく、日常の生活のすべてが修行であるということを常に伝えている。
したがって、その修行内容は技術のみに偏ることなく、修練することが大切であるということ。易筋行はあくまで人間形成の手段の一部に過ぎず、様々な経験を通して成長してほしいと考えている。
他者の存在を常に意識し、他人を思いやることのできる、強くてやさしい人間になることをめざす。「ありがとう、ごめんなさい」が言えない人間になるなと指導している。
悩んでいる拳士、困っている拳士がいたら、誰でも声をかけられるような道院であり続けたい。
やさしさがあふれて、子どもの居場所となる道院にしたい。
少林寺拳法だけでなく、いろんなことを学べる道院でありたい。
三重千種道院は、「三重県民の森」に隣接しており、自然豊かなところにあります。鎮魂行で耳を澄ませると、静寂の中に虫の鳴き声が聞こえてきます。
少年部は少ないですが、高学年の拳士は小さい子の面倒を見てくれます。
現在は、鶏、ミツバチがいて、普段は観察できないようなものと触れ合うことができ、そういったものを通して、弱者に対する思いやりの心を育てています。
少年部
修練も楽しいし、みんなもやさしい。
少林寺拳法だけでなく、いろんなことを教えてもらえるのが楽しい。
一般部
道院長は生きていくための大切なことを教えてくれます。
法話の時間が楽しみです。
三重千種道院は、いつでも修練ができるので、とてもいいです。