故 宮本治道院長の技の不思議さに魅了され入門。
その後、金剛禅総本山少林寺の教えの深さに、さらに感動したのが、この道を長く続けている理由です。
法灯を絶やすことのないように、道院長になりました。
道院長とはいえ、子どもたちに教えてもらう日々です。
誰もが笑顔で幸せな人生を送らなくてはなりません。金剛禅も少林寺拳法もそのための手段です。
笑顔あふれる家族のような関係性をつくることにより、誰もがそのままで愛される価値ある存在であることを知ってほしいと思っています。
そして、顔が違うように、一人ひとり持っている「成長の種」は違います。
一人ひとりに真摯に向き合い、一緒に笑い、泣き、一緒に人として成長していきたいと願っています。
私たちは、少林寺拳法の上手な人を育てるつもりはありません。
人として愛される人づくりを目指しています。
誰にとっても「居場所」になること。
「学校も職場も行きたくない。だけど道院には行きたい。」と思ってもらえるような場所を目指しています。
大人も子どもも、男性も女性も、日本人も外国人も、誰もが一緒にいて心地良いと思ってもらえるように。
そして、一人でも多く「四日市富田道院に出会えてよかったな」と思ってもらえるような道院にしたいです。
当道院の最大の特徴は、ひとつの大きな家族のような温かさと距離感です。
修練中はもちろん、年頭の鏡開きから始まり、帰山、ハロウィンやクリスマス会など、みんなが全力で楽しんで四日市富田道院を盛り上げています!
ここは生涯修行の場です。拳技だけでなく、「宿題教えて!」「今日は誰かに話を聞いてほしい」「テスト前だから休みます」などなど、それも大丈夫です。
そして、修練が終われば、みんなで楽しくお喋り!
当道院では、一人ひとりが笑顔で毎日を過ごせることをみんなで願いながら、修練に取り組んでいます!
健康増進を目的に修練を見学しました。
そこで感じたアットホームな感覚は今でも忘れません。皆が違う意見を認め合う居場所が、四日市富田道院の魅力のひとつです。(男性)
拳士の年齢層が広いので何歳からでも始められます。親子で始めるもよし、思い立ったが吉日です!(男性)
私が、この道院での復帰を決意したのは、この道院長となら私が目指した道院を一緒につくることができる!と確信したから。今では、女性や子どもはもとより、休眠拳士の復帰や親子で入門される方がたくさん増え、私の理想としていた温かくて笑いの絶えない、大家族のような道院になっています。(女性・副道院長)