2024年4月、林比登志 前道院長より桑名城南道院を引き継ぎました。
少林寺拳法に出会い、知れば知るほどその魅力を強く感じ、いつかは少林寺拳法の指導者にとの思いを持ちながら修練を重ねてきました。
多くの人との縁が重なり合い、この道院と巡り合い、また多くの人に支えられながら道院長として日々精進出来る事は、「人」を大事にする少林寺拳法の教えの賜物であると思います。
人との縁を大切に、より良い人間関係の輪を広げていける場となるような道院を目指します。
一人ひとりの拳士の良いところを伸ばしてあげることを心がけ、指導に当たっています。
特に、礼儀作法や姿勢、言葉使いなどを重点に、与える喜びを知る人間関係づくりを目指します。
また、「七転び八起き」のように、失敗を恐れずに最後までやり遂げる精神力の養成、「温故知新」のごとく、古くてもよいことは残し、新しい事にチャレンジすることの大切さも指導しています。
「自分が変われば、拳士が変わる、拳士が変われば、未来が変わる」をモットーに、一致団結し、よりよい未来を築いていきたいと思います
横のつながりを大切にし、何かが起こった時には拳士同士、一致団結し素早い行動ができる人間関係を確立し、今、日本人にかけている礼儀、作法、言葉使いをしっかりと身につけ厳しさと、優しさを兼ね備えた、拳士が集う道院にしたいと思います。
また、道院同士の横のつながりを大切にして、拳士同士の交流が自由にできるように、道院という垣根を取り外し、他の道院の拳士という考えをなくし、どこの道院に行っても、少林寺拳法の正しい教えと技法は、世界共通であることを伝承したいと思います。
当道院は、高速道路インターチェンジのすぐそばにありながら、周囲を田畑に囲まれ、伊勢湾からの海風がそよぐ、気持ちのいい場所にあります。
そんな恵まれた環境の中、少年部は、小学校1~6年生まで、一般部は、10~70代まで、幅広い年代の拳士が、ともに日々の修練を積んでいます。
子どもたちは、上級者が下級者の面倒をよく見て、修練後もとても仲がいいのが特徴です。道院長の厳しくも楽しい指導のもと、ついつい笑顔がこぼれてしまう、和気あいあいとした雰囲気があります。
拳士それぞれの可能性を引き出すことを大切にする、そんな道院です。
僕は、小学校2年生から少林寺拳法を習い始め、4年たちました。
今は2級です。小学校を卒業するまでに、初段をとりたいと頑張っています。
林先生の修練は、いつも楽しいです。時々、無茶振りと思えるくらいむずかしい課題を出されることがありますが、そんな時は、先輩や仲間の拳士たちと協力し、集中して修練します。課題をクリアできた時は、とても嬉しいし、もっと頑張ろうと思います。
2年前、新しい専有道場ができてからは、昇級試験の前に特練をしています。その成果が出て、多度道院から、たくさんの拳士が全国大会に出場することができました。
これからも、先生や仲間たちと一緒に、修練を頑張りたいと思います。