身体の使い方 | 四日市僧伽道院

身体の使い方

以前、三重武専でも何度か紹介されてきた「操体法」。これを四日市僧伽道院の修練の中で行ってみました。「不快」の方向ではなく「快」の方向に動かすと、身体の歪みが整うという健康法です。みなさん、半信半疑で行ってみましたが、すぐに「楽になった!」という声が聞こえてきました。

身体のあちこちに痛みや不快を感じる大人の拳士には一定の効果がありました。一方、元気一杯の少年拳士は予想通り「違いがわかりません」という人が多かったです。

さらに、股関節の使い方も紹介しました。先ずは一番実感しやすい前屈。何も考えず、ただ身体を前に倒しただけの場合と股関節を意識して、そこから折りたたむように前屈をした場合の違いを感じてもらいました。これは、大人も子どもも実感できたようです。

さらにキックミットをめがけての振突。腕だけを使う突きと、身体を捻った突き、そして股関節をたたむようにした突きを体感してもらいました。振突きへの応用は少し難易度が上がるので、全員実感できたとは言えませんが、今後の技術の向上に繋がっていくと思われます。

身体が整えば、心も軽くなります。身体を上手く活用して、技術修練を楽しんでいきましょう!

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