達磨祭法要

 10月5日は、金剛禅総本山少林寺の本尊である、達磨大師の命日です。三重多気道院では修練日に合わせ10月4日に達磨祭法要を執り行いました。祖師達磨大師を礼拝し、その遺徳を偲び修行に精進することを誓い合う大切な儀式です。開祖宗道臣先生は、世の中に役立つ人を多く育てようと、少林寺拳法を創始されました。少林寺拳法は、自己を拠り所として「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」を考えて行動できる人を育てるために、開祖は先達として仰がれた達磨大師が遺された「易筋行」を修行の中心として人づくりの手段にしました。不撓不屈の精神や何度でも立ち上がれる強さ「七転び八起き」は有名な言葉です。日常的に生じる様々な困難に対しても、この教えを信じ、乗り越えることで私たちは真の強さに向けて進んでいくのです。

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