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Shorinji Kempo

全力で県大会

10月に行われた三重県大会で、三重多気道院の拳士が賞状やメダルをいただきました。ご存じのとおり少林寺拳法の大会開催の意味は、これまでの修行の成果を披露し、その完成度を見てもらう機会です。大会が近づくと県大会のための練習をしますが、私たちの道院では確認のための時間として行っています。最優秀賞や優秀賞など表彰されるととても嬉しく、認められた結果なので拳士たちの喜びはとても大きなものです。しかし、入賞することだけを目的としていないので、入賞できなかったとしても「自分を振り返る機会・ステップアップの機会」として、次につなげていくことに重きを置いています。

同じ頃、鹿児島県では国体というスポーツの祭典が行われていました。各都道府県の代表選手は「優勝を勝ち取る」ために戦います。勝てば勇者、それ以外は敗者。勝てば喜びと達成感、負けると罪悪感が残る選手もいます。惜しくも2位の選手に監督が罵声を浴びせるシーンを目の当たりにした時、複雑な気持ちになりましたが、代表選手を支えるスタッフやコーチ、そして選手の真剣な姿勢に感動しました。少林寺拳法は目的が違います。極めることも大切ですが、修練を行っている時間の流れこそ大切に思いたいです。人づくりの修行ですから。

「半ばは他人の幸せを 半ばは自己の幸せを」

「人、人、人、すべては人の質にある。」

 

達磨祭法要

 10月5日は、金剛禅総本山少林寺の本尊である、達磨大師の命日です。三重多気道院では修練日に合わせ10月4日に達磨祭法要を執り行いました。祖師達磨大師を礼拝し、その遺徳を偲び修行に精進することを誓い合う大切な儀式です。開祖宗道臣先生は、世の中に役立つ人を多く育てようと、少林寺拳法を創始されました。少林寺拳法は、自己を拠り所として「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」を考えて行動できる人を育てるために、開祖は先達として仰がれた達磨大師が遺された「易筋行」を修行の中心として人づくりの手段にしました。不撓不屈の精神や何度でも立ち上がれる強さ「七転び八起き」は有名な言葉です。日常的に生じる様々な困難に対しても、この教えを信じ、乗り越えることで私たちは真の強さに向けて進んでいくのです。

アフリカの田んぼから学ぶ

 毎年、5月に田植え、9月に稲刈りをするのが恒例の行事となっています。アフリカの田んぼは三重県鈴鹿市にあります。この1年間にたった2回の学ぶチャンスに集います。何を学ぶのかは次の通りです。①5月の田植えは、裸足になりドロドロになりながら手で植えます。そうなんです、あのドロドロの田んぼに入り、1度入ると必ずゴールまで到達しないと終わりません。それに安定していないから気を抜くと「しりもちついてお尻から下が泥だらけ」になります。体幹強化の確認ができますね。②田植えが終わると8月までは定期的に草取り作業があります。無農薬で育てているので、「育つよ育つ、雑草たちが」。数年前には雑草に稲が負けてしまい全滅し、田植えをやり直しました。ん?そう手植えで。雑草が増えると収穫できるお米も少なくなります。そうならないためにも除草は大切なことで、手で取り除きます。大~変な時間。ここで登場するのが、「水田中耕除草機」手で除草するより断然楽ですが、ドロドロの田んぼを隅々まで歩き回りますから、足腰がふらふらになるまで鍛えられます。③9月になりやっと稲刈りです。お気づきですね、「稲刈り用の鎌を手に持って、大切に刈り取り、束にまとめていきます。」この作業ではもれなく腰が鍛えられます。だいたい「アフリカの田んぼ」とは、何なのか。作業はすべて人の手で大切に行い、無農薬で育てあげ、心をこめて刈り取ったお米を、アフリカのマリ共和国の飢餓に苦しんでいる人たちに送る。あたたかい行動です。同時にお米に対する思いや農家のみなさんに対する尊敬と感謝の気持ちが生まれます。私たちの口には入らないけど、それ以上の満腹感に満たされます。

乾秀樹元道院長一周忌法要

   

 8月23日の修練日に、昨年8月23日にお亡くなりになった、乾秀樹道院長の一周忌法要を

 多気道院で執り行いました。門下生は、先生の生前の姿を思い出しながら手を合わせました。

 この一年、三重多気道院は、いろいろな思いを持ったまま活動をしてきました。

 乾先生ならこんな時どうするだろうか。どんなことを伝えるだろうか。その手法は?

 まだまだ、自立できていない三重多気道院ですが、それでいいと思っています。

 

 

三重多気道院のサイトへようこそ!

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