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Shorinji Kempo

2024年 新春法会

2024年 新春法会を1月6日(土)に行いました。

年頭の挨拶では、地震、災害があっても

自分の身を守れるよう意識するのも護身術だという事と、

「金剛心」「金剛身」について話をしました。

基本練習では、みんなで号令をかけあい、

恒例の100本突きを行いました。

最後は、みんなで「ぜんざい」を食べました。

さあ。やる!っと決めた事を、

しっかりやっていきましょう。

2024年

 

2023年 納会

2023年道場の納会を行い、
道場をみんなできれいにしました。
年に一度しか掃除しない棚や玄関、
また、年末年始に頑張ってワックスがけを
しようと思っているので、
床もしっかり拭いてもらいました。

最後に、坊主頭の白い服のサンタから
みんなにプレゼントを渡し、
締めの挨拶は、佐藤参与道院長に
行ってもらいました。

来年、それぞれの目標とやりたい事が
あるかと思います。その実現のために
何をしなければいけないか、しっかり
計画をたてて過ごしましょう!

Iさんが本日で卒業され、
中学3年生たちが高校受験のため、
一時、練習を中断します。
現在、体験中の小学3年生の子の入門を認め、
年明け早々に入門式を行います。
3月の昇段試験を受験する拳士の
特訓に入ります。
高校生、中学生たちが来年のインターハイ、
全国中学生大会に向けて頑張るそうです!

私は、この道場を、子ども、10才、20才、30才、
40才、50才、60才、70才代の全ての世代の拳士が
居る道場になる夢を来年に実現したいと思っています。

さてさて、2024年はどんな年になるやら、
ワクワクしてきましたね!

北勢小教区合同ダルマ祭

北勢小教区の道院とスポ少の拳士21名が三重いなべ道院に集まって、合同ダルマ祭を開催しました。遠藤道院長が司会・進行、日紫喜道院長が導師、廣田道院長が法話、林道院長と冨田支部長が錫杖による奉納演武を行いました。式典終了後、みんなで合同練習、そして会食会を行いました。

 

 

 

2023年三重いなべ道院 宗道臣デー&お楽しみ会

宗道臣デー&お楽しみ会を実施しました

2023年8月26日土曜日、今年の夏休み最後の土曜日です。

夏休み最後の土曜日は、恒例の三重いなべ道院お楽しみ会です。

コロナ禍以前は、午前中にいなべ市スポーツ協会主催の「Eボート競技」に道院で参加し、午後からバーベキュー(BBQ)というのが毎年の行事でした。

今年も残念ながらEボートは開催されなかったので、今年はBBQの前に宗道臣デーを実施し、その後BBQを実施しました。

今年は、「清掃班」「BBQ準備班」「BBQ買い出し班」に別れてスタートです!

遅くなりましたが「宗道臣デー」です

以前は「開祖デー」と呼称しておりましたが、私が何年か少林寺拳法から離れている間に「宗道臣デー」と呼称が変更になっていました。

少林寺拳法創始者宗道臣の命日が5月12日ということで、5月中に道院の拳士、保護者、関係者も一緒になって社会貢献活動を実施しようというものです。

本来ならば、5月中に実施するはずのものですが、諸般の事情により延び延びになっていました。

今年は三重いなべ道院からほど近い金井神社周辺の清掃活動を実施しました。

暑いなか、できるだけ頑張りました。

サエはペットボトルを抱きかかえながら拾ってくれていました。ありがとうね。

自治会からは飲み物の差し入れをいただきました。ありがとうございました。

ところでこちらの金井神社、昨年は「800年奉祝祭」ということで演武で参加させてもらいました。

昨年の写真です。

普段から手水鉢がカラフルな花で彩られていることが有名で、様々なSNSでバズっている金井神社ですが、今回写真を撮ってくるのを忘れました。

熱中症にならないうちに道院に戻ります。

ゴミ袋の運搬は時雄さまにお願いしました。ありがとうございました。

メインイベントBBQ

道院に戻るとBBQの準備が完了していました。

さっそくBBQ開始です。

写真ばかりが続きます。写真を小さくすることができませんでしたので閲覧しにくいです。

ここで毎年楽しみなのが、知る人ぞ知る加藤先生による仕込み料理の提供です。

今年は「ガーリックタコ」「浅漬け」「トンテキ」を提供していただきました。

本当に美味しかったです!ありがとうございました!

浅漬けはヒカリがボリボリ食べてました。

 

ファイヤースターターが気になって、会場で枯れ草に向かって火を付けています。(監視しています)

どうしても火をつけたくて・・・

どうしても火をつけたくて・・・

来年はきりもみ式火おこしキットで子供達に火起こしをさせてもいいかも。

これも恒例。スイカ割りもやりました。

全集中・・壱の太刀

集中力が足りん!

そして、花火も

最後はみんなで片付けて解散となりました。

拳士も保護者の皆さんも一丸となって参加してくれました。

おかげで楽しいお楽しみ会になりました。ありがとうございました。

お久しぶりの石原さんも参加してくれました。これを機に道院復帰してくれたらいいのになぁ。

子どもたちにとって夏休みの楽しい出来事の一つとなりましたでしょうか?

さあ、ここから大会モードだぞ!

一部昇級試験の者もおりますが、これからは大会出場に向けて集中した練習になります。

まだまだ暑い日は続きます。健康管理に留意しながら練習をしていく必要があります。

2学期は学校行事のみならず、いろいろなところでイベントが盛りだくさんですから、各自スケジュール管理も必要となります。

今年は員弁町の体育館が三重スポーツフェスティバルの会場となります。

大人は大会運営、子どもたちは大会出場でがんばっていきましょう!

允可状授与式&帯結び式+ド突く練習

「鍛える部」でも授与式

「育てる部」(少年部)が帰った後は、中高生「鍛える部」でも授与式を実施しました。

ソウスケ(西)が准拳士初段になりましたので、これまでの合格証書ではありません。「允可状」です。

そして帯結び式も実施しました。

今回はカメラマンをハルキにしてもらいました。

初段になったらよく言われることですが、黒帯にふさわしい拳士になるよう期待していますよ。

さあ、鍛えるのだ!50代に負けるな!

ここからはいつもの修練です。

鎮魂行に引き続いて、4分間HIITです。

自分でメニューを決めておきながら、これがキツイ。

私は特に腹筋が苦手です。

まわりの10代諸君も、頑張っている人・・・もいれば、そうでない人も。

それでも成長意欲のある人は少しづつでも成長していますよ。がんばれ!

さあ、ド突いてみろ!

先週に引き続き、私がフル装備(フル防御?)での技術修練です。

ここに連続複数法形演練を取り入れてみました。

先週は柔法でしたので、今回は剛法です。

「内受突」→「外受突」→「開身突」をやってみました。

最初は連反攻なし。その次は連反攻あり。

「ど突いてもいいよ」「金的、目打ちも使ってみなさい」と言ってもなかなか手が出ません。

せいぜい連反攻が中段の突きと蹴りくらい。

(ここで、いなべ道院関係者にはLINEにて送信した、この時の動画を合わせてご覧ください)

(動画を掲載できたらいいのですが)

ハルキはいい感じでど突いていましたね。

もっと基本に戻って、剛法としての金的蹴り、目打ちをやってみました。

今では大人の有段者でもやったことない人の方が多いくらいですが、少林寺拳法草創期には入門の最初に金的、目打ちを徹底的にやっていたそうです。

現代では、さらに安全な防具も開発されているのですし、せっかくど突かせてくれる人がいるんだから、遠慮せずにできるようになるといいですね。

さあ、法律的にどうなのか?

修練の終了前に、「拳士が金的や目打ちを相手にぶちかましたらどうなるのか?」について話をしました。

もちろん一番重要なのは、そのような場面に出逢わないことです。

ですが、そのような場面に遭遇したら、自分のためにあるいは相手のために、何とかなるように備えておきたいというのも我々拳士の本音ではないでしょうか?

みんなからは「正当防衛」「過剰防衛」などの単語が出てきました。さすが中高生ですね。

ここでは結論は言いませんが、「そんな話をした」ということだけ記しておきます。

私自身、彼らに話し尽くしたとは言えないので、続きは次週にもう一度してあげたいと思います。

本日もお疲れ様でした。

合格証書授与式&帯結び式+絵本読み聞かせ

7月最後の練習日です

7月31日月曜日です。

先日7月29日土曜日は、「桑名水郷花火大会」「阿下喜八幡祭」と夏のイベントがたくさんありました。

(私は仕事でした)

月曜日になって子ども達がたくさん花火や縁日の話をしてくれました。

(保護者の皆様お疲れ様でした)

合格証書授与式&帯結び式

修練に先立ち、チヒロ、ソウスケ(山)、ワカに合格証書を授与しました。

チヒロとソウスケは緑帯から茶帯に変わりましたので、いなべ道院恒例の「帯結び式」も行いました。

プレゼンター兼カメラマンが私なので、写真はこれだけです ↓

いい笑顔だ。

3人ともおめでとう!

次の目標に向かって一緒に励んでいきましょう‼️

そして絵本の読み聞かせ

ここからはいつもの修練です。

いつものように鎮魂行からです。

少しづつ、鎮魂行が上手にできるようになってきています。

礼拝詞も道訓も大きな声で唱和できるようになってきました。

自信を持って声を出していることが伝わってきますよ。

そして、鎮魂行の後は絵本の読み聞かせです。

今日はサエが絵本を持ってきてくれました。

今日の絵本は・・・(写真を拡大してタイトルを確認、そしてググる・・・)

『あたしも びょうきに なりたいな!』(作:フランツ・ブランデンベルク、偕成社)

病気になった子どもによくありがちな心境を絵本にしています。

そして、この作品は絵が秀逸です。

読み終わったらいつもの記念撮影です。

いつも絵本を読み終わると誰かが必ず言ってくれます

「あ〜面白かった!」

道院の 祭壇前で 絵本読み

もっともっと続けて行けたらいいですね。

かっこいい演武を目指すのだ

今日も、かっこいい演武を目指して練習です。

演武の前の構えるところからです。

改善点は以下のとおり

❌だらしない引き足 → ⭕️ビシっと引き足して元に戻る

❌だらしない下受け → ⭕️ビシっと下受け

❌サイレンのような気合い「ア〜っ」 → ⭕️ビシッと気合い「ヤッ!」

❌あっちこっちキョロキョロ → ⭕️ビシッと前だけをみる!

❌構えたあとに前髪サワサワ → ⭕️動くな!

何回かやってようやく合格。

そこから天地拳第1系をやってみましたが、良くできていました。

とにかく暑い!そして夏休みは残り1ヶ月

今日の修練は、傍に各自の水筒を置きながらやりました。

休憩も水分補給も全員で一斉にでは危険です。

各自の判断でいつでも水分補給できるようにしました。

初の試みです。

当然ながら、足元で水筒が倒れたりして多少物音がしましたが、そのうち置き場所も各自で工夫して慣れるでしょう。

終了前に「明日から8月だねぇ」と話をしたら、「宿題が〜〜!」と心からの叫びが聞こえてきました。

いつの時代も、何年生になっても同じですねぇ。

でも、私が小学生の頃はこんなにも暑くはなかったと思いますが・・・。

子どものうちは何回も夏休みがやってきますが、毎回有意義な夏休みを過ごしてほしいと思います。

その都度保護者は大変ですが。

夏に意気込む拳士たち

7月24日月曜日、子ども達が帰った後は中高生中心の練習です。

日々の取り組みが大きな差となる

鎮魂行の後は4分間のHIITトレーニングです。

ここでそれぞれの取り組み方に違いが発生しています。

  • 自分に何が足りないか、何が必要かを考えて、自分なりに一生懸命取り組もうとする者。
  • やりたくないから全くやろうとしない者。
  • 先生がやると言っているから何となくやっている者。

当然ながら、あっという間に差がついてくるのは明らかです。

でも私からは「やれ」とは言いません。

自ら取り組めば、「願って得られるものは大きい」「得るためにかかる時間はたいしてかからない」とは以前から伝えてありますので、何度も言いません。

中学(高校)生活残り2年(1年生の場合)

HIITトレーニングのあと、いつものことですが、休憩がてら話をしました。

学校の部活動、桑員大会の結果を聞いてみました。

残念ながら夏が終わった3年生もいれば、優勝しちゃってこれから県大会という子もいました。

そして1年生の場合、中学校に入学してまだわずか4ヶ月ですが、部活動に限って言えば中学生活は残り2年しかないという話をしました。

2年後の今頃は3年生になって部活動引退ですからね。

少林寺拳法についても同様です。

全中大会、インターハイの三重県選考会は年に何度も開催してくれません。チャンスは残り2回です。

1日は24時間、1年は365日。誰もが知っている当たり前の事実ですが、目的・目標があるのであれば、如何に練習時間を工面し練習に費やすかが課題なのです。

「今は雲の上かもしれない人たちに、追いつき追い越すこともできるに違いない!」

「だからみんなで頑張ろう!」

「そこに時間を費やす価値があるんだ!」

というような話を私の実体験も踏まえて話しました。(一部、馬耳東風の者もおりましたが)

「いざというとき殴れるか?」問題

今日の修練は今までやったことのないようなことをやらせました。

私が

  • 少林寺拳法特製フェイスガード
  • 少林寺拳法特製ボディプロテクター
  • 少林寺拳法特製金的ガード

という防具フルセットを装着し、私を相手に柔法をやらせました。

まずは龍王拳第1系の相対(防御なし)です。

  • 鈎手からの目打ち→「ペチン」
  • 小手抜からの裏拳→「ポコン」
  • 横移動からの中段逆突→「トン」
  • 上段逆突き→当てられず
  • 中段廻し蹴り→足の甲で蹴る

「思いっきり当ててもいいよ」「最後、上段の廻し蹴りでもいいよ」と言ってあげているのにできません。

上膊抜(両手)。鈎手からの金的蹴りができるかどうかが問題なのですが、やはりできません。

良くて寸止め、人によっては膝頭に蹴りを当てることしかできません。

「少林寺拳法は武道です」「護身術です」と大見得きったところでこれではいけませんね。

これにいち早く気づいたAYANEとHARUKI、自ら願い出て何度も練習をしていました。

当身とは一体どういうものなのか? 本当に当てるというのはどのようなものなのか? 残心とは?

せっかく開発された「いい防具」があるのですから、これを活用しない手はありません。

真に迫る突き蹴りができるようになれば、演武に活きること間違いありませんよね。

さすがにバテた

最後、みんなを整列させて今日の修練を講評しようとしたのですが、さすがにバテました。突然めまいがしてフラつきそうになりました。防具のおかげで「水分取らずに汗かきまくり」でしたからね。

私の異変に気付いたHIKARIが、首を振っている扇風機をこちらに向けてくれました。

感心しました。HIKARIもいつの間にかこういう気づきと行動ができるようになっていたのですね。

でもこの修練、しばらくやってみたいと思います。

みんな、ガンガン殴れるようになれるかな?

夏休みだぜぇ〜!

7月24日月曜日。子どもたちにとっては楽しい夏休みですが、大人にとってはただ暑いだけの夏!

少年部では、今日も元気に4人の拳士が来てくれました。

鎮魂行ができるようになりました

まずはいつものように鎮魂行から。

暑くてもやりますよ。当然です。

4人ともいい姿勢です。中1男子たちよりも良いかもしれない。

流れる汗をものともせず、背筋をぴーん伸ばしてしました。

去年の今頃は、打棒の音が怖くてビビりまくりのセレンでしたが、今では大人よりもカッコいいゾ!

そしてお約束の絵本の読み聞かせ

今回はヨシノが絵本を持ってきてくれました。

「コんガらガっち どしんどしん ちょこちょこ すすめ!の本」(作:ユーフラテス、小学館)

どちらの道を進むかで読む内容が変わるちょっと変わった絵本です。

こんな絵本があるのですねぇ。

次は誰がどんな絵本を持ってきてくれるでしょうか?楽しみです。

そしていつもの記念撮影

特に女の子はそうなのですが、なぜいつもこんなに自然と笑顔になれるのでしょうね?

というか、私はいつも子ども達の前で一体どんな顔をしているのでしょうか?

今度聞いてみるのもいいかもしれない。

そして、この日の練習は・・・

基本的な突き蹴りなどもしたかったのですが、以前から気になっていた

  • 結手立ちからの引き足をしながらの構え方
  • 引き足する時の下受
  • 構える時の気合い声の出し方

を練習しました。

技をやるとか、演武をするとか以前の問題ですね。

カラスが泣くような「ヤぁ〜〜・・」ではいけません。

下受も、どこかのマダムがやるような、手首をペコんと曲げるような下受ではいけません。

引き足も、なぜか前足が後ろに出した足と接触するんです。

要するに構える時からカッコ悪いのです。

それでも一人づつ「やってごらん」「できたね」「上手だよ」と指導してやるとできるのです。

「先生、私も見て!」とセレン。やればできるじゃん!声も出てました。

褒めると照れるケイト。ちゃんとできればカッコいいのよ。

チヒロとヨシノは普段からよくできてます。指摘するとすぐに修正してきます。

でもね、日が変わるとまた忘れちゃうのよネ

練習終わりの一コマ

最近、練習が終わるとセレンが一人で私の前にチョコンっとやってきて。

「先生、今日もありがとうございました」と言いながら合掌礼をしてくれます。

以前は鎮魂行ができないセレンに厳しく言い付けたこともありましたが、どうやら私は嫌がられてはいないようです。

この個別の合掌礼、無くてもなんら問題はないのですが、されるととても嬉しい気持ちになります。

そして、「またきてね」「次も頑張ろうね」という気持ちで私も合掌礼を返すのです。

(いや、口で言えよ!)(たぶん言っているはず)

いろいろあった月曜日

7月3日月曜日です。

月曜日の出来事を投稿するのは久しぶりですね。

それでは本日の活動報告いってみましょう!

鎮魂行ができるようになってきた

以前まで、RINOとSERENは鎮魂行が苦手でした。

鎮魂行というよりも、鎮魂行の最中の打棒の音が苦手でした。

それまでは、着座して暝目すると、目をキツく閉じて、首をすくめて、指先で耳を塞いでいました。

鎮魂とは真逆の様子でしたが、最近では静かに暝目するようになってきました。

二人とも着座姿勢が美しく、結手も上手にできています。打棒の音に臆することもなく静かに佇んでいます。

教典の唱和も自信を持ってできているようです。

SERENが言うには、

「打棒の音が怖くなくなってきたよ♩」

「でも棒の音が『バーン!』って鳴ると『アワワワ』ってなるの」

それでいいのです。大人の拳士でもそうなるのですから。

できないことをいつまでもやらないままでいて、いつかできるようになるということはありません。

いつかできるようになるには、できるようになるまでやり続けるしかありません。

おうちでもお父さんお母さんの前でやって見せてあげてください。カッコいいんだから。

いつもの絵本読み

さて、鎮魂行の後は何がなんでも絵本の読み聞かせです。

本日の絵本は

『すてきな三にんぐみ』(作:トミー・アングラー、訳:今江祥智、偕成社)

読み手は久しぶりに私が務めました。

そしていつもの記念撮影です。

今日は道院の備品絵本を読みましたが、またみんなの絵本を読み聞かせしましょうね。

今日は何しよう?

いつもならここから技術修練なのですが、最近ミットを使った突き蹴りがお気に入りの子どもたち。

これに乗じて移動しながらの突き蹴りをしようかと思っていたのですが、今日は予想に反して「技をやりたい〜」が大多数。

予定を変更しまして資格別技術修練となりました。

新しく3級になったCHIHIROは「内押受蹴」です。ARATA先輩の指導です。

が、初めての技ということもあり、「初日にしてはこんなもんかな」といったところでしょうか?

5級のHAKUは「打上突」をやりました。HAKUは大人が相手だととても上手です。

HAKUは残すところ「打上蹴」を習得すれば昇級試験準備です。

やはり、少年部でも学科を真剣にやっていく必要がありますね。

今度から月曜日の部でやろう。

何度でもやるのだ

YOSHINO、HUTABA、RINO、SERENの「すてきな四にんぐみ」は今日も「寄抜き」です。

いつまでたっても寄抜きから先へ進めません。前回できるようになったと思ったら「忘れた〜」。

体が覚えるまでやり続けるしかありません。

私は小学2年生のとき、2年生のうちに掛け算を覚えきることができませんでした。

でも、今では掛け算を使いこなしています。これまでかれこれ40年、掛け算を使い続けているからです。

これと同じだと思っています。

そして、この子たちにはお互いを励まし合い助け合う関係性ができているのでどこまでも頑張り続けます。

いつかはできるようになる!忘れなくなる!(・・・はずだ)

最後にこんなことがありました

修練後はみんなで作務です。掃除です。

みんなで道場の床を雑巾掛けするのですが、CHIHIROともう一人の子の頭がゴッチンこしました。

以前のCHIHIROならその場で大泣きするところですが、グッと耐えています。ですが、場所が場所だけにあまりの痛さに涙がこぼれます。

子どもによっては「自分は悪くない!悪いのはあいつだ!」となるのですが、そうではないことをCHIHIROはよくわかっています。相手も子もすぐさま「ごめんね」と言っていました。だからCHIHIROは何も言いませんでした。

迎えにきていたお母さんに事情を説明しましたが、CHIHIROは車に乗り込んだ途端に泣いてしまいました。

CHIHIROよ、君は偉い!

今回の出来事は大人同士でもたまにあります。同様の事故を繰り返し起こさないようにするためには、道場内の責任者として作務の仕方を考えるべきなのでしょうか?

例えば雑巾掛けを往復でするのではなくて、一方向だけにするとか。

そうするとCHIHIROに「それはメンドくさい」と言われそうですが。

鍛える拳法

成長を望む青年たち

6月12日月曜日、後半の練習は一般部の練習です。

今日の参加者はアヤネ、ユウヤ、ヒカリ、シリュウ、西スケ、トウマでした。

みんな中学生と高校生です。

彼らの希望は「鍛える拳法」だそうです。

なので、鎮魂行に引き続きHIITトレーニングをやりました。

20秒全力でトレーニングをし、10秒の休憩。これを8セット行い合計4分のトレーニングです。

たった4分ですが、かなりキツイです。

練習メニューとしてランニングや坂道ダッシュ、シャトルラン、筋トレを希望していた彼らでしたが、時間的な制約もあるのでHIITを採用してみました。

君たちが希望したんだからね!まだまだやるよ!

自分自身の努力目標として取り組んでほしいと思います。

デモチーム合同練習の影響

前日である6月11日日曜日は、三重県デモチームの合同練習がありました。

私は仕事の都合で参加できませんでしたが、三重いなべ道院から何人か参加させてもらいました。

参加者から感想を聞いてみると、やはり自分たちには色々と足らないところが多いと自覚してきたそうです。

彼らを鍛えるためにやるべきことはたくさんありそうです。

「自分たちには何が足りないのか」をいなべ道院で情報を共有し、自分たちが主役となって修練に取り入れていってほしいと願っています。

自分たちの未熟さにダメ出しをするばかりでなく、主体的に修練に取り組み、三重いなべ道院が自分たちにとって心地の良い居場所になるようにしてほしいと思います。

でも、雰囲気はいいのよ

昇段準備やら大会準備やら。

それぞれが目標に応じて練習をしていましたが、ちょっと目を離すとみんなで逆小手をニコニコしながらやっていたり、またそれぞれに練習をしたり、技を掛けたり掛けられたり、みんなが真剣に、でも楽しげに練習に取り組んでいました。

時間を忘れて仲間と何かに取り組める場所があるというのは本当にいいことだと思います。その一助となれるように(参与)道院長として頑張っていきたいと思います。

そして、この雰囲気をもっと的確にお伝えできるように、私が写真を撮り忘れなければもっといいのですが、どうすればいいのでしょう?