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Shorinji Kempo

允可状授与式&帯結び式+ド突く練習

「鍛える部」でも授与式

「育てる部」(少年部)が帰った後は、中高生「鍛える部」でも授与式を実施しました。

ソウスケ(西)が准拳士初段になりましたので、これまでの合格証書ではありません。「允可状」です。

そして帯結び式も実施しました。

今回はカメラマンをハルキにしてもらいました。

初段になったらよく言われることですが、黒帯にふさわしい拳士になるよう期待していますよ。

さあ、鍛えるのだ!50代に負けるな!

ここからはいつもの修練です。

鎮魂行に引き続いて、4分間HIITです。

自分でメニューを決めておきながら、これがキツイ。

私は特に腹筋が苦手です。

まわりの10代諸君も、頑張っている人・・・もいれば、そうでない人も。

それでも成長意欲のある人は少しづつでも成長していますよ。がんばれ!

さあ、ド突いてみろ!

先週に引き続き、私がフル装備(フル防御?)での技術修練です。

ここに連続複数法形演練を取り入れてみました。

先週は柔法でしたので、今回は剛法です。

「内受突」→「外受突」→「開身突」をやってみました。

最初は連反攻なし。その次は連反攻あり。

「ど突いてもいいよ」「金的、目打ちも使ってみなさい」と言ってもなかなか手が出ません。

せいぜい連反攻が中段の突きと蹴りくらい。

(ここで、いなべ道院関係者にはLINEにて送信した、この時の動画を合わせてご覧ください)

(動画を掲載できたらいいのですが)

ハルキはいい感じでど突いていましたね。

もっと基本に戻って、剛法としての金的蹴り、目打ちをやってみました。

今では大人の有段者でもやったことない人の方が多いくらいですが、少林寺拳法草創期には入門の最初に金的、目打ちを徹底的にやっていたそうです。

現代では、さらに安全な防具も開発されているのですし、せっかくど突かせてくれる人がいるんだから、遠慮せずにできるようになるといいですね。

さあ、法律的にどうなのか?

修練の終了前に、「拳士が金的や目打ちを相手にぶちかましたらどうなるのか?」について話をしました。

もちろん一番重要なのは、そのような場面に出逢わないことです。

ですが、そのような場面に遭遇したら、自分のためにあるいは相手のために、何とかなるように備えておきたいというのも我々拳士の本音ではないでしょうか?

みんなからは「正当防衛」「過剰防衛」などの単語が出てきました。さすが中高生ですね。

ここでは結論は言いませんが、「そんな話をした」ということだけ記しておきます。

私自身、彼らに話し尽くしたとは言えないので、続きは次週にもう一度してあげたいと思います。

本日もお疲れ様でした。

合格証書授与式&帯結び式+絵本読み聞かせ

7月最後の練習日です

7月31日月曜日です。

先日7月29日土曜日は、「桑名水郷花火大会」「阿下喜八幡祭」と夏のイベントがたくさんありました。

(私は仕事でした)

月曜日になって子ども達がたくさん花火や縁日の話をしてくれました。

(保護者の皆様お疲れ様でした)

合格証書授与式&帯結び式

修練に先立ち、チヒロ、ソウスケ(山)、ワカに合格証書を授与しました。

チヒロとソウスケは緑帯から茶帯に変わりましたので、いなべ道院恒例の「帯結び式」も行いました。

プレゼンター兼カメラマンが私なので、写真はこれだけです ↓

いい笑顔だ。

3人ともおめでとう!

次の目標に向かって一緒に励んでいきましょう‼️

そして絵本の読み聞かせ

ここからはいつもの修練です。

いつものように鎮魂行からです。

少しづつ、鎮魂行が上手にできるようになってきています。

礼拝詞も道訓も大きな声で唱和できるようになってきました。

自信を持って声を出していることが伝わってきますよ。

そして、鎮魂行の後は絵本の読み聞かせです。

今日はサエが絵本を持ってきてくれました。

今日の絵本は・・・(写真を拡大してタイトルを確認、そしてググる・・・)

『あたしも びょうきに なりたいな!』(作:フランツ・ブランデンベルク、偕成社)

病気になった子どもによくありがちな心境を絵本にしています。

そして、この作品は絵が秀逸です。

読み終わったらいつもの記念撮影です。

いつも絵本を読み終わると誰かが必ず言ってくれます

「あ〜面白かった!」

道院の 祭壇前で 絵本読み

もっともっと続けて行けたらいいですね。

かっこいい演武を目指すのだ

今日も、かっこいい演武を目指して練習です。

演武の前の構えるところからです。

改善点は以下のとおり

❌だらしない引き足 → ⭕️ビシっと引き足して元に戻る

❌だらしない下受け → ⭕️ビシっと下受け

❌サイレンのような気合い「ア〜っ」 → ⭕️ビシッと気合い「ヤッ!」

❌あっちこっちキョロキョロ → ⭕️ビシッと前だけをみる!

❌構えたあとに前髪サワサワ → ⭕️動くな!

何回かやってようやく合格。

そこから天地拳第1系をやってみましたが、良くできていました。

とにかく暑い!そして夏休みは残り1ヶ月

今日の修練は、傍に各自の水筒を置きながらやりました。

休憩も水分補給も全員で一斉にでは危険です。

各自の判断でいつでも水分補給できるようにしました。

初の試みです。

当然ながら、足元で水筒が倒れたりして多少物音がしましたが、そのうち置き場所も各自で工夫して慣れるでしょう。

終了前に「明日から8月だねぇ」と話をしたら、「宿題が〜〜!」と心からの叫びが聞こえてきました。

いつの時代も、何年生になっても同じですねぇ。

でも、私が小学生の頃はこんなにも暑くはなかったと思いますが・・・。

子どものうちは何回も夏休みがやってきますが、毎回有意義な夏休みを過ごしてほしいと思います。

その都度保護者は大変ですが。

夏に意気込む拳士たち

7月24日月曜日、子ども達が帰った後は中高生中心の練習です。

日々の取り組みが大きな差となる

鎮魂行の後は4分間のHIITトレーニングです。

ここでそれぞれの取り組み方に違いが発生しています。

  • 自分に何が足りないか、何が必要かを考えて、自分なりに一生懸命取り組もうとする者。
  • やりたくないから全くやろうとしない者。
  • 先生がやると言っているから何となくやっている者。

当然ながら、あっという間に差がついてくるのは明らかです。

でも私からは「やれ」とは言いません。

自ら取り組めば、「願って得られるものは大きい」「得るためにかかる時間はたいしてかからない」とは以前から伝えてありますので、何度も言いません。

中学(高校)生活残り2年(1年生の場合)

HIITトレーニングのあと、いつものことですが、休憩がてら話をしました。

学校の部活動、桑員大会の結果を聞いてみました。

残念ながら夏が終わった3年生もいれば、優勝しちゃってこれから県大会という子もいました。

そして1年生の場合、中学校に入学してまだわずか4ヶ月ですが、部活動に限って言えば中学生活は残り2年しかないという話をしました。

2年後の今頃は3年生になって部活動引退ですからね。

少林寺拳法についても同様です。

全中大会、インターハイの三重県選考会は年に何度も開催してくれません。チャンスは残り2回です。

1日は24時間、1年は365日。誰もが知っている当たり前の事実ですが、目的・目標があるのであれば、如何に練習時間を工面し練習に費やすかが課題なのです。

「今は雲の上かもしれない人たちに、追いつき追い越すこともできるに違いない!」

「だからみんなで頑張ろう!」

「そこに時間を費やす価値があるんだ!」

というような話を私の実体験も踏まえて話しました。(一部、馬耳東風の者もおりましたが)

「いざというとき殴れるか?」問題

今日の修練は今までやったことのないようなことをやらせました。

私が

  • 少林寺拳法特製フェイスガード
  • 少林寺拳法特製ボディプロテクター
  • 少林寺拳法特製金的ガード

という防具フルセットを装着し、私を相手に柔法をやらせました。

まずは龍王拳第1系の相対(防御なし)です。

  • 鈎手からの目打ち→「ペチン」
  • 小手抜からの裏拳→「ポコン」
  • 横移動からの中段逆突→「トン」
  • 上段逆突き→当てられず
  • 中段廻し蹴り→足の甲で蹴る

「思いっきり当ててもいいよ」「最後、上段の廻し蹴りでもいいよ」と言ってあげているのにできません。

上膊抜(両手)。鈎手からの金的蹴りができるかどうかが問題なのですが、やはりできません。

良くて寸止め、人によっては膝頭に蹴りを当てることしかできません。

「少林寺拳法は武道です」「護身術です」と大見得きったところでこれではいけませんね。

これにいち早く気づいたAYANEとHARUKI、自ら願い出て何度も練習をしていました。

当身とは一体どういうものなのか? 本当に当てるというのはどのようなものなのか? 残心とは?

せっかく開発された「いい防具」があるのですから、これを活用しない手はありません。

真に迫る突き蹴りができるようになれば、演武に活きること間違いありませんよね。

さすがにバテた

最後、みんなを整列させて今日の修練を講評しようとしたのですが、さすがにバテました。突然めまいがしてフラつきそうになりました。防具のおかげで「水分取らずに汗かきまくり」でしたからね。

私の異変に気付いたHIKARIが、首を振っている扇風機をこちらに向けてくれました。

感心しました。HIKARIもいつの間にかこういう気づきと行動ができるようになっていたのですね。

でもこの修練、しばらくやってみたいと思います。

みんな、ガンガン殴れるようになれるかな?

夏休みだぜぇ〜!

7月24日月曜日。子どもたちにとっては楽しい夏休みですが、大人にとってはただ暑いだけの夏!

少年部では、今日も元気に4人の拳士が来てくれました。

鎮魂行ができるようになりました

まずはいつものように鎮魂行から。

暑くてもやりますよ。当然です。

4人ともいい姿勢です。中1男子たちよりも良いかもしれない。

流れる汗をものともせず、背筋をぴーん伸ばしてしました。

去年の今頃は、打棒の音が怖くてビビりまくりのセレンでしたが、今では大人よりもカッコいいゾ!

そしてお約束の絵本の読み聞かせ

今回はヨシノが絵本を持ってきてくれました。

「コんガらガっち どしんどしん ちょこちょこ すすめ!の本」(作:ユーフラテス、小学館)

どちらの道を進むかで読む内容が変わるちょっと変わった絵本です。

こんな絵本があるのですねぇ。

次は誰がどんな絵本を持ってきてくれるでしょうか?楽しみです。

そしていつもの記念撮影

特に女の子はそうなのですが、なぜいつもこんなに自然と笑顔になれるのでしょうね?

というか、私はいつも子ども達の前で一体どんな顔をしているのでしょうか?

今度聞いてみるのもいいかもしれない。

そして、この日の練習は・・・

基本的な突き蹴りなどもしたかったのですが、以前から気になっていた

  • 結手立ちからの引き足をしながらの構え方
  • 引き足する時の下受
  • 構える時の気合い声の出し方

を練習しました。

技をやるとか、演武をするとか以前の問題ですね。

カラスが泣くような「ヤぁ〜〜・・」ではいけません。

下受も、どこかのマダムがやるような、手首をペコんと曲げるような下受ではいけません。

引き足も、なぜか前足が後ろに出した足と接触するんです。

要するに構える時からカッコ悪いのです。

それでも一人づつ「やってごらん」「できたね」「上手だよ」と指導してやるとできるのです。

「先生、私も見て!」とセレン。やればできるじゃん!声も出てました。

褒めると照れるケイト。ちゃんとできればカッコいいのよ。

チヒロとヨシノは普段からよくできてます。指摘するとすぐに修正してきます。

でもね、日が変わるとまた忘れちゃうのよネ

練習終わりの一コマ

最近、練習が終わるとセレンが一人で私の前にチョコンっとやってきて。

「先生、今日もありがとうございました」と言いながら合掌礼をしてくれます。

以前は鎮魂行ができないセレンに厳しく言い付けたこともありましたが、どうやら私は嫌がられてはいないようです。

この個別の合掌礼、無くてもなんら問題はないのですが、されるととても嬉しい気持ちになります。

そして、「またきてね」「次も頑張ろうね」という気持ちで私も合掌礼を返すのです。

(いや、口で言えよ!)(たぶん言っているはず)

いろいろあった月曜日

7月3日月曜日です。

月曜日の出来事を投稿するのは久しぶりですね。

それでは本日の活動報告いってみましょう!

鎮魂行ができるようになってきた

以前まで、RINOとSERENは鎮魂行が苦手でした。

鎮魂行というよりも、鎮魂行の最中の打棒の音が苦手でした。

それまでは、着座して暝目すると、目をキツく閉じて、首をすくめて、指先で耳を塞いでいました。

鎮魂とは真逆の様子でしたが、最近では静かに暝目するようになってきました。

二人とも着座姿勢が美しく、結手も上手にできています。打棒の音に臆することもなく静かに佇んでいます。

教典の唱和も自信を持ってできているようです。

SERENが言うには、

「打棒の音が怖くなくなってきたよ♩」

「でも棒の音が『バーン!』って鳴ると『アワワワ』ってなるの」

それでいいのです。大人の拳士でもそうなるのですから。

できないことをいつまでもやらないままでいて、いつかできるようになるということはありません。

いつかできるようになるには、できるようになるまでやり続けるしかありません。

おうちでもお父さんお母さんの前でやって見せてあげてください。カッコいいんだから。

いつもの絵本読み

さて、鎮魂行の後は何がなんでも絵本の読み聞かせです。

本日の絵本は

『すてきな三にんぐみ』(作:トミー・アングラー、訳:今江祥智、偕成社)

読み手は久しぶりに私が務めました。

そしていつもの記念撮影です。

今日は道院の備品絵本を読みましたが、またみんなの絵本を読み聞かせしましょうね。

今日は何しよう?

いつもならここから技術修練なのですが、最近ミットを使った突き蹴りがお気に入りの子どもたち。

これに乗じて移動しながらの突き蹴りをしようかと思っていたのですが、今日は予想に反して「技をやりたい〜」が大多数。

予定を変更しまして資格別技術修練となりました。

新しく3級になったCHIHIROは「内押受蹴」です。ARATA先輩の指導です。

が、初めての技ということもあり、「初日にしてはこんなもんかな」といったところでしょうか?

5級のHAKUは「打上突」をやりました。HAKUは大人が相手だととても上手です。

HAKUは残すところ「打上蹴」を習得すれば昇級試験準備です。

やはり、少年部でも学科を真剣にやっていく必要がありますね。

今度から月曜日の部でやろう。

何度でもやるのだ

YOSHINO、HUTABA、RINO、SERENの「すてきな四にんぐみ」は今日も「寄抜き」です。

いつまでたっても寄抜きから先へ進めません。前回できるようになったと思ったら「忘れた〜」。

体が覚えるまでやり続けるしかありません。

私は小学2年生のとき、2年生のうちに掛け算を覚えきることができませんでした。

でも、今では掛け算を使いこなしています。これまでかれこれ40年、掛け算を使い続けているからです。

これと同じだと思っています。

そして、この子たちにはお互いを励まし合い助け合う関係性ができているのでどこまでも頑張り続けます。

いつかはできるようになる!忘れなくなる!(・・・はずだ)

最後にこんなことがありました

修練後はみんなで作務です。掃除です。

みんなで道場の床を雑巾掛けするのですが、CHIHIROともう一人の子の頭がゴッチンこしました。

以前のCHIHIROならその場で大泣きするところですが、グッと耐えています。ですが、場所が場所だけにあまりの痛さに涙がこぼれます。

子どもによっては「自分は悪くない!悪いのはあいつだ!」となるのですが、そうではないことをCHIHIROはよくわかっています。相手も子もすぐさま「ごめんね」と言っていました。だからCHIHIROは何も言いませんでした。

迎えにきていたお母さんに事情を説明しましたが、CHIHIROは車に乗り込んだ途端に泣いてしまいました。

CHIHIROよ、君は偉い!

今回の出来事は大人同士でもたまにあります。同様の事故を繰り返し起こさないようにするためには、道場内の責任者として作務の仕方を考えるべきなのでしょうか?

例えば雑巾掛けを往復でするのではなくて、一方向だけにするとか。

そうするとCHIHIROに「それはメンドくさい」と言われそうですが。

鍛える拳法

成長を望む青年たち

6月12日月曜日、後半の練習は一般部の練習です。

今日の参加者はアヤネ、ユウヤ、ヒカリ、シリュウ、西スケ、トウマでした。

みんな中学生と高校生です。

彼らの希望は「鍛える拳法」だそうです。

なので、鎮魂行に引き続きHIITトレーニングをやりました。

20秒全力でトレーニングをし、10秒の休憩。これを8セット行い合計4分のトレーニングです。

たった4分ですが、かなりキツイです。

練習メニューとしてランニングや坂道ダッシュ、シャトルラン、筋トレを希望していた彼らでしたが、時間的な制約もあるのでHIITを採用してみました。

君たちが希望したんだからね!まだまだやるよ!

自分自身の努力目標として取り組んでほしいと思います。

デモチーム合同練習の影響

前日である6月11日日曜日は、三重県デモチームの合同練習がありました。

私は仕事の都合で参加できませんでしたが、三重いなべ道院から何人か参加させてもらいました。

参加者から感想を聞いてみると、やはり自分たちには色々と足らないところが多いと自覚してきたそうです。

彼らを鍛えるためにやるべきことはたくさんありそうです。

「自分たちには何が足りないのか」をいなべ道院で情報を共有し、自分たちが主役となって修練に取り入れていってほしいと願っています。

自分たちの未熟さにダメ出しをするばかりでなく、主体的に修練に取り組み、三重いなべ道院が自分たちにとって心地の良い居場所になるようにしてほしいと思います。

でも、雰囲気はいいのよ

昇段準備やら大会準備やら。

それぞれが目標に応じて練習をしていましたが、ちょっと目を離すとみんなで逆小手をニコニコしながらやっていたり、またそれぞれに練習をしたり、技を掛けたり掛けられたり、みんなが真剣に、でも楽しげに練習に取り組んでいました。

時間を忘れて仲間と何かに取り組める場所があるというのは本当にいいことだと思います。その一助となれるように(参与)道院長として頑張っていきたいと思います。

そして、この雰囲気をもっと的確にお伝えできるように、私が写真を撮り忘れなければもっといいのですが、どうすればいいのでしょう?

絵本の月曜日

絵本の読み聞かせ2連発

6月5日月曜日

この日はサエが絵本を持ってきてくれました。

持ってきてくれたのは

「こんにちは」(わたなべ しげお/文、おおとも やすお/絵、福音館書店)

読み手もサエにやってもらいました。

6月12日月曜日

次の月曜日は、チヒロが絵本を持ってきてくれました。

持ってきてくれた絵本は、「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ/作、ブロンズ新社)

もちろん読み手はチヒロです。

読後の記念撮影も恒例になってきました。

なぜ写真撮影をするかというと、絵本のタイトルをブログ用に記録化するためです。

これからも、みんなが絵本を持ってきてくれるのを楽しみにしています。

なぜ道場で絵本を読むの?

金剛禅総本山少林寺では、道院活動のひとつとして「絵本で広げよう金剛禅プロジェクト」を推進しています。

三重いなべ道院もプロジェクト参加道院として名を挙げています。

やるからには徹底してやります。毎週やります。

子どもたちの中に絵本の読み聞かせに否定的な子はいません。みんな楽しみにしてくれています。

毎週やっていると、それなりに効果はあるように思います。

絵本読みの間はみんなの顔が元気です。集中して聞いてくれています。

読み終わった後は「あ〜面白かった」と素直な感想と、笑顔を見せてくれます。

最近では積極的に読み手をしてくれるようになりました。

絵本読みのあとは先生の話をよく聞いてくれます。

そのせいか、鎮魂行でも落ち着けるようになっていると感じます。

今後、もっと継続していけば、もっといいことが子どもたちのなかに起こってくるような予感がします。

今日の修練

アラタはリーダー気質なのでしょう。後輩の指導をお願いすると一生懸命やってくれます。

後輩に指導するためには、自分自身が技術を理解し、自ら何度も復習する必要性があります。

このことを彼自身が身をもって知ってくれれば、彼はどこにいってもいいリーダーになると思います。

なんだか私自身への戒めにも思えてきます。

開祖忌法要と連続複数法形修練

2023年5月27日(土曜日)

暑くなってきました。

子供達も「あつい〜、あつい〜」

早くもTシャツだけでの練習を考えなくてはならないようです。

開祖忌法要を執り行いました

今日は少年部の修練を少し早めに切り上げて開祖忌法要を実施しました。

少林寺拳法創始者宗道臣先生の命日が5月12日です。

全国の道院・支部でこの日に近い修練日に法要を行うのですが、三重いなべ道院では5月27日に実施しました。

代表道院長からは法話として開祖の生い立ちを年齢とともにお話ししていただきました。

そして奉納演武は、翌日の選考会に出場するアヤネ、カスガ、シリュウ、ヒカリの4人にしてもらいました。

連続複数法形修練

開祖忌法要のあとは翌日に備えて自由練習です。

トウマとユウヤには連続複数法形修練をやらせてみました。

「連続して」、「複数の」、「法形を」、「修練する」のです。

今回は「流水蹴」「打上蹴」「外受蹴」です。

この修練方法の詳細は省きますが、なかなか難しいですね。

そして発展性のある修練方法だと思います。

少林寺拳法が「動く禅」と言われる理由がよく理解できます。

うん、これからはこれをやっていこう。

羅漢練拳図と木彫の熊

5月24日(水曜日)

今日も元気に修練です。水曜日は19時30分から少年部と一般部が合同で、20時30分から一般部のみの修練です。

修練前の一コマです

羅漢練拳図のような

というには乏しい人数ですが、そう広くない道場で銘々が楽しく真剣に修練に取り組んでいました。

組手主体で横転身蹴と半転身蹴に取り組むユウヤとトウマ、指導はハルキ。

昇段考試の総仕上げにいとまがないソウスケとアラタ。

単演に取り組むアヤネ、カスガ、ヒカリ、シリュウ。

少年部のケイトとイロハはもうすぐ7級受験ができそうです。つい先日、合格証書を手渡して帯結び式もやったのに。

たくさん覚えて、ちょっとでも上手になりたい!という気持ちがいつも二人からは伝わってきます。

少し足りないところをゲーム感覚で伝えてやれば「乗り越えてやろう!」とさらに取り組みます。

合間の休憩には、段も級も、学年も年齢も関係なく皆が談笑しています。

彼らが集まれば、いつも、みんなが、楽しくなって、少林寺拳法だけではない、どんなことにも協力して取り組もうとしたくなる、中学高校のクラブ活動以上に楽しくて価値のある、そんな場所にしてあげられたらと願います。

演武の練習は、木彫りの熊を製作するが如く

代表道院長が、「演武の練習は木彫りの熊を作るのに似ている」という話をみんなにしました。

丸太から切り出し、荒彫りから始まって、毛並みなどを、どこまで細密に仕上げていくか。当事者の熱意とそれにかける時間が完成度を決定します。

それにはやっぱり基礎が重要ですね。

道具の扱い方や技術がなっていないと、熊を制作するつもりが「毛刈りの終わった羊」にしかならないかもしれません。

絵本を読みました

5月22日月曜日

少年部では鎮魂行に続いて絵本の読み聞かせをしてあげました。

月曜日には絵本を読んであげることにしています。

今日の絵本は多数決でこれ↓になりました。

「オニのサラリーマン」(福音館書店、文/富安陽子、絵/大島妙子)

関西弁のオニ、そして職業サラリーマン。

子供達の感想は「あー、面白かった」

シリーズ化されているようですので、また違うのを読んであげたいと思います。

鍛える拳法

一般部は中高生がメインです。

最近では修練する世代によって「育てる拳法」「鍛える拳法」「養う拳法」というのがあるようですが、中高生はまさに「鍛える」べき世代でしょう。

鍛えると言っても色々あるかと思いますが、まずみんな体力がありません。

以前から気になっていましたが、立っていても、座っていてもフラフラ、クニャクニャ。

じっとしていられません。

試しに体力測定をしてみました。

まずは「伏せない腕立て伏せ」。腕立て伏せの準備姿勢で、何もせずにそのまま・・・・・。

20秒と持ちません。

今度は反対に、仰向けになって体を一直線にして腕で支えます・・・・・。

せいぜい30秒。

「筋トレして体力つけたい?」と聞いたところ、6人中5人が手を挙げました。

やはり、筋トレの必要性を彼らなりに感じているようです。

大会の件が一息ついたら、若年幹部会で日々の修練メニューを考えることとしましょう。

彼らには常々言っていることですが、

「鍛えるんだったら今しかない!」「君たちの年齢は、頭も体も鍛えれば鍛えるほど成長するんだぞ!」

と自分の経験を交えて話しています。