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Shorinji Kempo

絵本の月曜日

絵本の読み聞かせ2連発

6月5日月曜日

この日はサエが絵本を持ってきてくれました。

持ってきてくれたのは

「こんにちは」(わたなべ しげお/文、おおとも やすお/絵、福音館書店)

読み手もサエにやってもらいました。

6月12日月曜日

次の月曜日は、チヒロが絵本を持ってきてくれました。

持ってきてくれた絵本は、「りんごかもしれない」(ヨシタケシンスケ/作、ブロンズ新社)

もちろん読み手はチヒロです。

読後の記念撮影も恒例になってきました。

なぜ写真撮影をするかというと、絵本のタイトルをブログ用に記録化するためです。

これからも、みんなが絵本を持ってきてくれるのを楽しみにしています。

なぜ道場で絵本を読むの?

金剛禅総本山少林寺では、道院活動のひとつとして「絵本で広げよう金剛禅プロジェクト」を推進しています。

三重いなべ道院もプロジェクト参加道院として名を挙げています。

やるからには徹底してやります。毎週やります。

子どもたちの中に絵本の読み聞かせに否定的な子はいません。みんな楽しみにしてくれています。

毎週やっていると、それなりに効果はあるように思います。

絵本読みの間はみんなの顔が元気です。集中して聞いてくれています。

読み終わった後は「あ〜面白かった」と素直な感想と、笑顔を見せてくれます。

最近では積極的に読み手をしてくれるようになりました。

絵本読みのあとは先生の話をよく聞いてくれます。

そのせいか、鎮魂行でも落ち着けるようになっていると感じます。

今後、もっと継続していけば、もっといいことが子どもたちのなかに起こってくるような予感がします。

今日の修練

アラタはリーダー気質なのでしょう。後輩の指導をお願いすると一生懸命やってくれます。

後輩に指導するためには、自分自身が技術を理解し、自ら何度も復習する必要性があります。

このことを彼自身が身をもって知ってくれれば、彼はどこにいってもいいリーダーになると思います。

なんだか私自身への戒めにも思えてきます。

開祖忌法要と連続複数法形修練

2023年5月27日(土曜日)

暑くなってきました。

子供達も「あつい〜、あつい〜」

早くもTシャツだけでの練習を考えなくてはならないようです。

開祖忌法要を執り行いました

今日は少年部の修練を少し早めに切り上げて開祖忌法要を実施しました。

少林寺拳法創始者宗道臣先生の命日が5月12日です。

全国の道院・支部でこの日に近い修練日に法要を行うのですが、三重いなべ道院では5月27日に実施しました。

代表道院長からは法話として開祖の生い立ちを年齢とともにお話ししていただきました。

そして奉納演武は、翌日の選考会に出場するアヤネ、カスガ、シリュウ、ヒカリの4人にしてもらいました。

連続複数法形修練

開祖忌法要のあとは翌日に備えて自由練習です。

トウマとユウヤには連続複数法形修練をやらせてみました。

「連続して」、「複数の」、「法形を」、「修練する」のです。

今回は「流水蹴」「打上蹴」「外受蹴」です。

この修練方法の詳細は省きますが、なかなか難しいですね。

そして発展性のある修練方法だと思います。

少林寺拳法が「動く禅」と言われる理由がよく理解できます。

うん、これからはこれをやっていこう。

羅漢練拳図と木彫の熊

5月24日(水曜日)

今日も元気に修練です。水曜日は19時30分から少年部と一般部が合同で、20時30分から一般部のみの修練です。

修練前の一コマです

羅漢練拳図のような

というには乏しい人数ですが、そう広くない道場で銘々が楽しく真剣に修練に取り組んでいました。

組手主体で横転身蹴と半転身蹴に取り組むユウヤとトウマ、指導はハルキ。

昇段考試の総仕上げにいとまがないソウスケとアラタ。

単演に取り組むアヤネ、カスガ、ヒカリ、シリュウ。

少年部のケイトとイロハはもうすぐ7級受験ができそうです。つい先日、合格証書を手渡して帯結び式もやったのに。

たくさん覚えて、ちょっとでも上手になりたい!という気持ちがいつも二人からは伝わってきます。

少し足りないところをゲーム感覚で伝えてやれば「乗り越えてやろう!」とさらに取り組みます。

合間の休憩には、段も級も、学年も年齢も関係なく皆が談笑しています。

彼らが集まれば、いつも、みんなが、楽しくなって、少林寺拳法だけではない、どんなことにも協力して取り組もうとしたくなる、中学高校のクラブ活動以上に楽しくて価値のある、そんな場所にしてあげられたらと願います。

演武の練習は、木彫りの熊を製作するが如く

代表道院長が、「演武の練習は木彫りの熊を作るのに似ている」という話をみんなにしました。

丸太から切り出し、荒彫りから始まって、毛並みなどを、どこまで細密に仕上げていくか。当事者の熱意とそれにかける時間が完成度を決定します。

それにはやっぱり基礎が重要ですね。

道具の扱い方や技術がなっていないと、熊を制作するつもりが「毛刈りの終わった羊」にしかならないかもしれません。

絵本を読みました

5月22日月曜日

少年部では鎮魂行に続いて絵本の読み聞かせをしてあげました。

月曜日には絵本を読んであげることにしています。

今日の絵本は多数決でこれ↓になりました。

「オニのサラリーマン」(福音館書店、文/富安陽子、絵/大島妙子)

関西弁のオニ、そして職業サラリーマン。

子供達の感想は「あー、面白かった」

シリーズ化されているようですので、また違うのを読んであげたいと思います。

鍛える拳法

一般部は中高生がメインです。

最近では修練する世代によって「育てる拳法」「鍛える拳法」「養う拳法」というのがあるようですが、中高生はまさに「鍛える」べき世代でしょう。

鍛えると言っても色々あるかと思いますが、まずみんな体力がありません。

以前から気になっていましたが、立っていても、座っていてもフラフラ、クニャクニャ。

じっとしていられません。

試しに体力測定をしてみました。

まずは「伏せない腕立て伏せ」。腕立て伏せの準備姿勢で、何もせずにそのまま・・・・・。

20秒と持ちません。

今度は反対に、仰向けになって体を一直線にして腕で支えます・・・・・。

せいぜい30秒。

「筋トレして体力つけたい?」と聞いたところ、6人中5人が手を挙げました。

やはり、筋トレの必要性を彼らなりに感じているようです。

大会の件が一息ついたら、若年幹部会で日々の修練メニューを考えることとしましょう。

彼らには常々言っていることですが、

「鍛えるんだったら今しかない!」「君たちの年齢は、頭も体も鍛えれば鍛えるほど成長するんだぞ!」

と自分の経験を交えて話しています。

少年部全員集合!

5月20日土曜日、この日は少年部11名が全員集合しました。

「あれ?なんか少なくない?」と思いましたが、新中学生たちが一般部に移行しましたので、間違いではありませんでした。

今日も子供達は元気です。

「号令やりたい!」「打棒やりたい!」「準備運動やりたい!」

大人も子供も消極的なところが問題視される昨今ですが、三重いなべ道院では子供達が積極的です。

「号令やりたい子?」と声をかけるとみんなが挙手します。

「外で練習やりたい!」「走りに行きた〜い!」

練習メニューにも言いたい放題。

「トイレ行きたい」「お茶飲みたい」「休憩したい」

なんでもありはいけません。

懐かしい顔がやってきました

修練前のことですが、懐かしい顔が挨拶に来ました。以前、三重いなべ道院で修練していたライト君です。

約1年ぶりでしょうか?

驚くべきは彼の身長!明らかに私より大きかったです。

入門時は小学一年生で小さかったのに・・・

旅行先の手土産を持って来てくれました。ありがとう!

「またいつでも来いよ!」と言って送り出しましたが、

「本当に待ってます!」

「またいつか一緒に少林寺拳法やろうぜ!」

充実してきた一般部

少年部が帰った後は一般部の修練です。

こちらは写真はありません!完全に失念です(^人^)

ですが最近、一般部の修練も充実してきています。

人数もさることながら、一人一人が目的、目標を持って取り組んでいることで道場に活気があります。

このような状況は久しぶりではないでしょうか?

この波に乗って三重いなべ道院をもっと「イケてる道院」にしたいですね。

攻者の思考

さて、今日は少年部でも一般部でも代表道院長からこのようなお話がありました。

「攻者はどのようなことを考えて攻撃するべきか?」

「守者をやっつける?」「適当に攻撃する?」

違いますね。

まずは、相手(守者)の力量を推しはからなくてはいけません。

守者の実力に応じて、突きや蹴りの速さ強さを考えてあげなくてはいけません。

柔法でもそうです。握る強さ、押し引きの強さ、いきなりマックスパワーでは修練するのが嫌になります。

しかし、突き蹴りの方向、間合いに加減があってはいけません。

少林寺拳法の演練、組手主体は「相手に合わせてもらう」「合わせてあげる」という「調和の精神」が必須です。

その中で、お互いが上達し合えることを考えるのです。

これ以上お話しすると論文が出来上がってしまいそうなのでやめておきますが、攻者の思考を突き詰め、実社会でも実践しようとするとかなり難しいことですね。

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中間テストだぜ。

5月17日(水曜日)、ゴールデンウィークも(とっくに)終わり、学校によっては中間テストがこれからだったり、もう終わっていたり・・・。

「中間テストで勉強したいので今日はお休みします」とLINEで連絡もある中、本日の出席者は

  • 参与道院長(私)
  • ヒカリ
  • シリュウ
  • ユウヤ

の4人でした。(道場到着順)

代表道院長の指揮のもと、それぞれの修練に励みました。

ユウヤは私と二人で先日の「切返抜」と「切小手」の復習をしてから、新たに「上膊抜」「上膊捕」を練習しました。

上膊部を掴まれた際の対処技ですね。今日は二人で「痛い、痛い」の合唱です。

ヒカリとシリュウは選考会に向けた単演の練習です。

二人とも、自ら努力する様子が素晴らしいです👍

以前は努力とやる気をこちらから押し付けていましたが、今では自分たちの方から「上手くなりたい!」と努力する様子が見てとれます。

二人とも、先日参加させてもらった「三重県デモチーム」の合同練習に良い影響を受けてきたようです。

自分たちの足りないところ、未熟なところを、ハイレベルな先輩たちに教えてもらい、心が折れるどころか益々やる気が増してきています。

そして、修練の最後には作務(掃除)です。

作務をしながらヒカリがシリュウに「ねえ、6年生の復習出た〜?」「緯度と経度がわかんな〜い」と言ってました。

いいから黙って掃除しなさい!そしてみんな中間テスト頑張れ!

終わったらまた道場で待っとるで!

(本日の修練は写真なしです。スミマセン)

やる気に満ちた拳士たち

遅刻しました。反省。

三重いなべ道院では、毎週月曜日は参与道院長である私が指導する日になっています。

ところが、仕事とはいえ、本日少年部の修練開始時刻に間に合いませんでした。

道場内で何かあった時に道院長が不在ではいけません。代表道院長に待機してもらっていては参与道院長制度を導入した意味がありません。本格的に私自身の働き方改革の実行が必要です。

さて、20分ほど遅れたのですが、道場に入ると子供達が「先生、鎮魂行やっておきました!」「私が打棒しました」「準備運動は私」「基本は俺」と次々と報告してくれました。

どうやら、本日最上級生のソウスケがリーダーとなって進めてくれていたようです。

素晴らしいですね。リーダーとなってみんなを引っ張り、それぞれに積極的に役割を果たし、自分たちで考えて実行できるということがいつの間にかできるようになっていました。

今まで何度もやってきた鎮魂行。

見て覚えて、聞いて覚えて、

「とりあえず自分たちでやってみよう」→「やってみた」→「できた!」

愚直に繰り返すことによって教化育成することの成果を見た気がします。

子供達の成長を実感した日でした。

ですが、少年部に指導者不在はいけません。反省しておりますm(_ _)m

あまり時間はなかったのですが、子供達が大好きなミット蹴りを練習しました。

今日は形にこだわらず、思いっきり蹴らせてみました。

こういうのが好きなのは大人も子供も変わりませんね。

君たちは幹部だ

少年部に引き続いて、後半は一般部の練習です。

学校によっては中間テストもあるなか、高校生1名、中学生5名、小学6年生1名が修練に参加しました。

修練の前半に少し話をしました。

「君たちは幹部だ」

「今までは、先生と呼ばれる人たちの先導で、与えられたメニューでしか練習をしてこなかったが」

「君たちにも、『こういう練習がしたい』『もっと演武がしたい』『乱取りがしたい』『もっと技を覚えたい』というのがあるだろう?」

「そういう希望を言ってもいいんだぞ」

「みんなで練習メニューを考えたり、合宿するとか、みんなでカラオケに行くとか、今までになかった新しいいなべ道院の行事を考えてもいいんだぞ」(「飲み会はアカン」といいました)

「実現するかどうか、みんなが納得するかどうかはみんなで話し合えばいいんだ」

「他の曜日ではどうなるか知らんが、少なくとも月曜日はなんでも言っていい」

「三重いなべ道院を盛り上げていかないとオワコンだぞ」

「どうせやるなら、やりたいことをやって盛り上げたいじゃないか」

「そういう意味で、君たちはいなべ道院の幹部なんだ」「非公式だけど」

おおよそこんな内容です。

私は中学、高校、大学とクラブ活動に熱心でしたが指導者に恵まれませんでした。

おかげで、部活動の運営は自分たちでやってきましたし、そのときのよき経験と記憶が今の私を形成していると言っても過言ではありません。

彼らには、このいなべ道院で、「少林寺拳法を修練してきました」という以上の経験をしてほしいと思います。

目的・目標を持って全集中!

さて肝心の修練ですが、それぞれが目的と目標を持って頑張っています。

カスガとシリュウは選考会に向けて単演の練習。

ソウスケとアラタは昇段審査に向けて猛練習。

ユウヤとトウマは2級の技(切返抜と切小手)を練習しました。

最近、目を見張るほどに成長を感じるのがユウヤとトウマです。

「この技を身につけよう!」「ものにしたい!」という熱心さがものすごく伝わってきます。

実演しながら説明していると、ものすごく近づいて見てきます。となりで真似をしながら説明を聞いています。

今日はハルキも二人の練習に付き合ってくれました。

3人で手を取り合いながら「ああでもない、こうでもない・・・」

私が切小手をかけてやると「痛い、痛い、痛い・・・」といいながら、また3人で「ああでもない、こうでもない」

私も彼らの手首を握ってやって、導いてあげます。すると今度は私が「痛い、痛い、痛い・・・」

また3人で「今のはこうやった」「そうか!こうするのか!」「よし!やった!」

年齢も学年も違う3人が手首を掴み合いながら技を掛けたり、掛けられたり。

以前なら「痛いでもうエエわ」となっていたのが、最近では技の習得にものすごく積極的です。(忘れず写真撮ればよかった)

彼らのニーズは、こういう雰囲気の修練にあるのではないかと感じております。

カスガとシリュウも、ソウスケとアラタも学業との両立が気になるはずなのに頑張っています。

三重いなべ道院一般部!人数は少ないですが、盛り上がってきております!

人数をどうやって増やすかは、また今度みんなで考えようゼ!

 

 

 

合格証書授与式&帯結び式

5月13日(土曜日)、修練に先立って少年部9名の拳士に合格証書を授与しました。

三重いなべ道院では、昇級によって帯の色が新しくなる子の場合、その場で道院長が新しい帯を結んであげています。

今回は、代表道院長が本山へ行っており不在でしたので、参与道院長が合格証書の授与と帯結びを実施しました。

さあ、これからも楽しく修練に励みましょう!

山登り

三重県教区の「山登り」行事に参加しました。

ハイキングに毛がはえたものぐらいと言われ、

保護者、子どもたち合計21名で参加しました。

ハイキングってもんじゃありませんでした、、、、、

雨の中、滑ってこけるわ、ロープにつかまって登り、

小川を飛び越え、まるで軍隊の雨中訓練のようでした。

頂上に行っても雨と霧でなにも見えず、、、とほとと

帰り道は、登り道より危険、、、子どもたちは泣き出すし、

こけてドロドロ、雨でビタビタ、、、、、

でも、本当によく頑張りました!!

最後は、トンテキに大満足の笑顔でした。

準備をされた教区のみなさん、トンテキを作ってくれたみなさん、

ありがとうございました!!

帯結び式

 お

12月度の昇格審査会で初段に合格した子たちに

希望した色で刺繍した黒帯をプレゼントしました。

最初は、みんなの前で私が結んであげる事にしています。

黒帯はゴールでなく、一人前の拳士としてやっとスタート

ラインに立つ事で、ここからが大事だと話しました。