三重海山道院設立20周年 道院長勤続20年表彰

三重海山道院を設立して20年となり、道院長勤続20年の表彰を本山で受けてきました。三重海山道院を20年間続けて来られたのは妻のお陰なので、一週間後になりましたが、ようやく妻に表彰状を渡せました。特別講座「少林寺学び工房」のゲストをもてなしてくれたり、合宿で皆の食事を作ってくれたり、新春法会の後のぜんざいを小豆から手作りしてくれたり、お楽しみ会のくじ引きを作ってくれたり、拳士にとって楽しみが広がるようにと、妻が本当に多くのことをしてくれたので海山道院が20年続いてこれました。

妻に表彰状を渡した後 、妻が拳士の皆に少し話をしました。中学校の先生をしていたので土曜日曜は部活動か少林寺で、家族と過ごした時間は本当に少なかったこと、子ども達はどこかへ遊びに連れて行ってとは言わなかったこと、仕事だけでも忙しい中、ボランティア活動や町おこしイベント、少林寺など、自分の利益にならない活動を続けてきたのはえらかったこと、少林寺を通していろいろな人に出逢えたことなどです。

道院長は門下生がいてくれて道院長になれるのであり、教えと技法を学んでくれる人がいてくれるから伝えられるのであって、これからも謙虚に、信念をもって道院を運営していきたいと思います。今回の表彰は妻や門下生を始め、三重海山道院を応援してくれた方々、みんなと一緒に受けた表彰なのだと思います。

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