羅漢練拳図と木彫の熊

5月24日(水曜日)

今日も元気に修練です。水曜日は19時30分から少年部と一般部が合同で、20時30分から一般部のみの修練です。

修練前の一コマです

羅漢練拳図のような

というには乏しい人数ですが、そう広くない道場で銘々が楽しく真剣に修練に取り組んでいました。

組手主体で横転身蹴と半転身蹴に取り組むユウヤとトウマ、指導はハルキ。

昇段考試の総仕上げにいとまがないソウスケとアラタ。

単演に取り組むアヤネ、カスガ、ヒカリ、シリュウ。

少年部のケイトとイロハはもうすぐ7級受験ができそうです。つい先日、合格証書を手渡して帯結び式もやったのに。

たくさん覚えて、ちょっとでも上手になりたい!という気持ちがいつも二人からは伝わってきます。

少し足りないところをゲーム感覚で伝えてやれば「乗り越えてやろう!」とさらに取り組みます。

合間の休憩には、段も級も、学年も年齢も関係なく皆が談笑しています。

彼らが集まれば、いつも、みんなが、楽しくなって、少林寺拳法だけではない、どんなことにも協力して取り組もうとしたくなる、中学高校のクラブ活動以上に楽しくて価値のある、そんな場所にしてあげられたらと願います。

演武の練習は、木彫りの熊を製作するが如く

代表道院長が、「演武の練習は木彫りの熊を作るのに似ている」という話をみんなにしました。

丸太から切り出し、荒彫りから始まって、毛並みなどを、どこまで細密に仕上げていくか。当事者の熱意とそれにかける時間が完成度を決定します。

それにはやっぱり基礎が重要ですね。

道具の扱い方や技術がなっていないと、熊を制作するつもりが「毛刈りの終わった羊」にしかならないかもしれません。

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