三重海山道院 道院長のご紹介

道院長(指導者)について

各地の道院では、金剛禅総本山少林寺によって指導者として正式に認められた道院長が、責任を持って道院運営・門信徒育成を行っています。
 金剛禅宗門は教えを現代社会に生かすための道であるため、道院長は本職を別に定めたうえで、社会との関わりを持ちながら「自己と他人の成長、そして金剛禅を縁とした人間関係」を最大の喜びとして無償で指導に当たっています。

道院長紹介

道院長 寺本 達也
中導師 大拳士 五段
少林寺拳法との出会いは、和歌山県立新宮高校でした。当時、新宮高校には少林寺拳法部がありました。

2年生になり、主将を務めていた同級生と同じクラスになりました。落ち着きがあり、強いという噂だけど、決して威張ることのない彼を通して少林寺拳法という武道に興味がわきました。

「少林寺拳法ってどんなの?」と聞くと「突き蹴りもあるし、関節技もある」との答えに、「よし大学に入ったら必ずやろう」と心に決めました。

広島大学に入学し、すぐに少林寺拳法部を探し、入部しました。同級生はたしか27名。3番目の入部者でした。

驚いたのは、4年生や3年生の方々が、まず真っ先に体育館のモップ掛けや雑巾がけをすることでした。大学の武道系は、さぞ怖いだろうと思っていた私にとって、本当に衝撃でした。

その後も、先輩の行動に深く感動することが幾度もあり、技術だけでなく、少林寺拳法の教えにも感銘を受けていきました。

ほどなく広島基町道院長木村隆司先生との出逢いを得、自分のことしか考えていない自分、触れれば切れる鋭利なナイフのような自分に気づき、本気で自分を変えようと努力しました。

同期の仲間が私をからかいます。「1年生の頃のお前と4年生のお前は全然違った。1年生のお前は怖くて近寄れんかったぞ」と。

恥ずかしくも嬉しい思い出です。
仲間のお陰、少林寺拳法のお陰で自分を変えられました。

自分を本気で変えたい人、絶対変えられます!