力愛不ニ
愛なき力は暴力であり、力なき愛は無力である
力と愛、これは分けてはいけないもの
力というのはなにも腕力だけのことではない、知力、財力、統率力、影響力、全てにおいて愛がなくては力はただの「暴力」になる。
逆にいくら相手を愛おしく、大事にしたいという想いがあっても助けることができる力がなくてはなにもできない。
例えば、お母さんが病気で寝込んでいる。何か食べさせてあげたくても料理を作る力がなければなにも食べさせてあげられない。
だから、腕力ということだけでなく、力をつけなさいと言っている。
いいか?言葉の力もすごいから気をつけるんだぞ。
古来から日本では発した言葉には命が宿り、人を傷つけたり、殺したり、癒したり、救ったりする「言霊」という考え方がある。
独自に命を持った言霊はそれを発した本人すら殺しにくる。
「人を呪わば穴2つ」
この穴って何の穴か知っているか?
墓穴なんだ。
ひとつは呪った相手が入る墓穴、もうひとつは誰が入る?
呪った本人だ。
だから言葉には気をつけなさい。
言葉には人を癒す力も傷つける力もある。