道院行事
Shorinji Kempo

◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです

道院長年頭あいさつ

新年あけましておめでとうございます。とは、言っていられない事態が起こっています。
私たち日本人は昔から災害と隣り合わせで生きてきました。明日、私たちが住んでいる地域に大地震が起こってもおかしくは無いのです。
釈尊は「吸う息を吐くのを待たずして命は終わる」と言っています。命とは儚いものです。
一方、数億年前にこの地球上に生まれた生命の誕生から今に至るまでたまたま繋がれた命のバトンを受けて、私たちが生きていることはそれ自体がとても尊いことです。
明日はないかもしれない、しかし「有難い」命、今しか存在しません。
この貴重な今を今年も精一杯頑張って生きていきましょう。
道院長

能登半島地震災害 募金活動

新春法会が終わってから、参加できる人たちが近鉄富田駅で能登半島地震災害義援金の募金活動を行いました。

比較的に暖かい日とはいえ風が吹いて寒い中でしたが、現地はもっと寒いだろうと思うとなんともやりきれない気持ちでいっぱいにです。

たくさんの方に募金をしていただき、ありがとうございました。

いただいたお金は全て石川県赤十字に義援金として送らせていただきます。

新春法会

本日、新春法会を開きました。

厳かに式を行った後は、みんなでお餅つき♪

つきたてのお餅をみんなで頬張って、豚汁も賑やかにいただきました。

会場に能登半島地震災害義援金の募金箱を置いて義援金を集めました。

達磨祭を行いました

昨日は少し遅くなりましたが、達磨祭を挙行しました。
祖師達磨は古代インドから拳技を中国に伝えたとされています。

達磨祭

僧階授与式を執り行いました

僧階は「任少導師」と書いてあります。何を「任せる」んだ?

私たちが修行する目的の全ては開祖の願いから始まっています。
もうすぐ終戦記念日、開祖が言う敗戦記念日です。
戦後間もない時の日本人の惨状を見た開祖が、「このままではいけない」と思ったところからスタートしています。

「半ばは他人のため、半ばは自らのため」
お互いを思いやる事ができる理想境を作ろとするのが私たちが修行する目的です。

導師は「導く」「師」と書きます。
人を理想境に導くことを任されたのです。

懇親バーベキュー

昨日は4年ぶりとなる懇親バーベキューを開きました。

故郷の「郷」という字、これは食事を2人で囲う象形文字からできています。
みんなで食事を囲い、語らいあうことからコミュニティができてきます。

決して突いたり、蹴ったりするだけが少林寺拳法の本質ではありません。

私たちは人づくりをしています。

懇親会

開祖忌法要

昨日は開祖忌法要を執り行いました。
 
原点である開祖の想いに立ち返る日です。
開祖忌

宗道臣デー

本日は開祖デー!
近鉄富田駅周辺の美化活動をしました。
近鉄富田駅

すると、それを見かけた、駅前にある「オニガシマ」というお店の方が開店準備中にも関わらず「子どもたちにあげて」とみたらし団子を差し入れてくれました。

オニガシマ

「人、人、人、すべては人の質にある」

開祖の言葉を実感した瞬間でした。

私たちは社会に貢献できる人を目指します。

道院長 年頭あいさつ

みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻が起こり、生と死をこれまでに増して感じる一年になりました。
 
年の初めから死ぬ話などとんでもないと思われるかもしれません。しかし、昔話で有名な一休禅師は「門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」と言っています。私は勤務先が病院ということもあり、みなさんよりは死を身近に感じています。お釈迦さんの言葉で「生死一如」、生も死も一緒にあるとありますが、生と死はほんの薄い紙一枚で隔てられているだけだとつくづく感じます。
 
いつも道院では話していますが、命とは時間です。おぎゃーと生まれた瞬間から、私たちの命のロウソクは減り続けているのです。
「明日やろう」を30回繰り返すと一か月、それを12回繰り返すと一年になってしまいます。
2023年、子どもはもちろんのこと、私も含めた大人こそが考え、実行してください。「明日、命が尽きるとして、今、何をやらなくてはならないか?
 
最後にインド独立の父マハトマ・ガンディの言葉を紹介して新年の挨拶を終わりたいと思います。
明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って学びなさい
 
私もみなさんと同じ修行者です。
今年もみなさんと一緒に楽しく、それでいて一所懸命に修行をしていきましょう。
年頭あいさつ

新春法会を開きました

昨日(1月7日)は新春法会を開きました。
儀式のあとは3年ぶりとなる、お餅つきをみんなで楽しみました。

今年もよろしくお願いします。

新春法会