法話「死神のろうそく」

ちょっと前に日本人アーティストが落語を題材にした曲を出していたよね。あれ、なんだっけ?
そうそう「死神」だ。
 
元の落語ではね、たくさんのローソクが出てくる。そのローソク一本一本がひとりひとりの寿命。燃え尽きて消えたなら寿命が尽きるんだ。
私たちの命ってこのローソクなんだ。
 
生まれてからすぐに人生のカウントダウンは始まっている。
こう話している間にもどんどん命のローソクは短くなっていく。
だからね、時間ってのは命そのもの。
 
どうせ時間を、命を使うなら有意義に使おうじゃないか。
ひょっとしたら先生のローソクはあとこの指先程度しかないかもしれない(笑)
法話風景
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