君は未来の自分のために、今、どんな種を蒔く? | 四日市富田道院

君は未来の自分のために、今、どんな種を蒔く?

お釈迦さまが言った言葉のひとつに「自因自果」というのがある。
 
ここで「因」とは「種」、「果」とは「果物」
自分が蒔いた種から実った果実を自分が食べるということ。
 
バーっと種を蒔いて、あとは面倒臭いからほったらかしで家で寝てよ〜っと
鳥が来て突いても、日照りで干上がっても面倒くさい、面倒くさい。
こんな事で、まずもって果物がなるか?(笑)
小さな、カスカスの果物を食べなくてはならなくも、それはサボった自分の責任だ。
 
ちゃんと種を蒔いて、水と肥料をあげて、手入れをしたら、甘くて美味しい果物ができるはずだ。
そりゃ、たいへんな事だよ。
 
特にまだ未成年の君たち、大人になるまでにやった事がその後の自分を作る。
例えば先生は学生時代長距離の選手だった。50歳になった今でも身体は長距離ランナーのそれだ。
身体に限った事ではない、成年するまでに培ったものがゆくゆくの自分を作る。
だから、たいへんだけど一所懸命自分を鍛えなさい。
 
君は未来の自分のために、今、どんな種を蒔く?
自因自果
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