道院長のつぶやき | 四日市富田道院

道院長のつぶやき
Shorinji Kempo

◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです

10月度入門式法話

「目的」と「目標」と「手段」の違いが分かる人いる?

例えば、学校であった運動会、かけっこで一等賞を取るのは「目的」?「目標」?

運動会で言えば「健康的な身体を作ること」「連帯感を作ること」これが「目的」だね。

かけっこで一等賞を取るのは「目標」なんだよね。

開祖も「少林寺拳法をやるなら目的をしっかりもちなさい」「ただ強くなりたいというだけなら他の武道に行けばいい」と言っている。

人はね、簡単に「目的」と「目標(手段)」を取り違えるんだよ。

だから、私は(自分自身も含めて)みんなに「何を目的として少林寺拳法を修行するのか?」を時々問いかける。

私たちは自分も他の人も幸せになるために少林寺拳法を修行し続けていくんだよ。

座禅も組みます

宗門の行なので毎回座禅を組んでいます。

最近では「マインドフルネス」なんてカッコいい言い方もあるようですね。

人の心は、そのままでは、あっちにコロコロ、こっちにコロコロと落ち着きなく転がります。

(あんな嫌なことがあったな)

(明日はどうなるかな?不安だな)

なんて。

だから、ほんの少しの時間だけでも目を閉じて自分の呼吸に意識を集中して、ココロを落ち着かせます。

私たちは「自分の魂を鎮める」という意味で「鎮魂行」としています。

一度、体験してみませんか?

目指すべき人間像とは

子どもたちには、腕力自慢の人にはなって欲しくありません。

内部農園さんのご好意で農業体験をさせていただきました。

春先に田植え体験をさせていただいた田んぼが「そろそろ刈り取りどきだよ〜」と連絡をいただいたのて、急遽、行ける人だけで稲刈り。

鎌で「サクサク」稲を刈り取る感覚は気持ちいい〜

終戦から80年に

金剛禅(少林寺拳法)は開祖宗道臣先生の戦中・戦後の経験による

「こんな悲惨な想いは二度としたくないし、人にもさせたくない」

との想いから「人づくり」の行(ぎょう)として作られたのです。

広島原爆忌(8 月 6 日)、長崎原爆忌(8 月 9 日)、敗戦の日(8 月 15 日)と戦争に関連する日が続く 8 月には

「先の戦争が何だったのか?」

をしっかり考えて欲しいと思います。

終戦記念日に向けて

8月6日は広島に原爆が落とされた日、明日9日は長崎に原爆が落とされた日だ。

来週15日は80年前に戦争が終わった日。

少林寺拳法は開祖の戦争体験から始まっている。

戦争を経験した人の話を聴くと全員が開祖と一緒だ。

「戦争はそれだけで悪だ」

「こんな悲惨な経験は2度としたくない、誰にもさせたくない」

開祖は強くて、優しくて、勇気があって、行動力がある人を1人でも多く育てて、平和で豊かな世界を作りたいと願って少林寺拳法を作ったんだ。

この季節に今一度考えて欲しい。

今日は中学生が

今日は中学生が自主的に鎮魂行(座禅行)の主座をしました。

彼女は昨日まで宮崎県で行われていた全国中学生少林寺拳法大会(少林寺拳法連盟主催)から帰ってきたばかり。

なにやら、全国の同年代の仲間から刺激を受けて帰ってきたようです。

これからの成長がとても楽しみです♪

少年部が自主的に

月曜日の鎮魂行(座禅)は少年部を中心にしています。

今日は「私、前で主座やりたい!」とエス拳士が初めて主座をやりました。

すると、

いつもは一歩引いて見ているケイ拳士が「僕、打棒したい」と手を上げてきました。

子どもたちの成長が何より嬉しい道院長です♪

一般部の間、子どもたちは

少年部が終わり一般部が修練している間、子どもたちは楽しく遊んでいます。
修練よりこちらが楽しみで来てるのかも(^◇^;)

学ぶってなんだ?

今日の修練には体験で来てる子がいる。

ここにいるのはみんな色帯(初心者じゃない)だよね。

じゃぁ尋ねるぞ。

これなんて読む?

そう「学ぶ(まなぶ)」だよな。

これって、言い方が何かから変化してできたんだ、さぁ、元の言葉はなーんだ?

答えはね「真似る(まねる)」なんだよ。

まねる、まねふ、まなふ、まなぶ(^◇^;

何かを学ぶって事は誰かの真似をすることから始まる。

誰の真似をする?

決して先生だけじゃないぞ。

君たちの動き、態度を真似て学ぶんだ。

だからね、君たちはもう「学ばれる(真似される)」側なんだよ。

そこをしっかり意識してください。

体験者が来ました

今日の修練にはご家族で体験希望者が来ました。

写真はありません(^◇^;)

小学生のお子さんと一緒にご夫婦で楽しそうに体験されていきました。

当道院でなくてもどこかで少林寺拳法と繋がっていただけると嬉しいです。