昨日は愛知県からゲストが参加に来てくれました。
道院長は基本修練から法話まで全部丸投げ(^◇^;)
みんなはいつもと違う指導を受けてとっても楽しく修練していました。
四日市富田道院は老若男女が集い、楽しく過ごす場所です。
昨日は愛知県からゲストが参加に来てくれました。
道院長は基本修練から法話まで全部丸投げ(^◇^;)
みんなはいつもと違う指導を受けてとっても楽しく修練していました。
四日市富田道院は老若男女が集い、楽しく過ごす場所です。
中学生3年生のH拳士、部活で怪我して修練に参加できません。
それでも参考書片手に道院に来てくれます。
例え少林寺拳法の修練ができなくても「行きたい」「居たい」と思える場所が四日市富田道院です。
私たちは人づくりをしています。
中学生が少年部を指導しています。
彼らの指導を観ていると…
(当たり前ですが)自分が指導されたように指導しています。
教える側が持たなければならない責任の重さにハッとした瞬間です。
ちなみに彼らは優しく噛み砕いて、少年部に寄り添う指導していましたよ。
私たちは人づくりをしています。
修行の目的は何だ?
何事も「目的」があるはずだよね。
その「目的」を達成するためにあるのが「手段」だ。
じゃぁ、私たちが少林寺拳法を修行する目的は何だ?
開祖はよく「お前たちは昭和の桃太郎になれ」とおっしゃっていたらしい。
今で言うと「令和の桃太郎」だね。
桃太郎の物語はみんな知っているよね?
じゃぁ、開祖が言う「桃太郎になれ」ってどういうことだ?
それはね
・鬼の悪行に憤る「正義感」
・独りでも鬼退治に出た「勇気」と「行動力」
・謝る鬼を許す「慈悲心(優しさ)」
これを持てと開祖はおっしゃるわけだ。
これを持つために私たちは少林寺拳法を修行しているわけだ。
それを、やれ「俺は演武が上手い」だの「乱取りが強い」だの。
そんな自慢する人は少なくとも四日市富田道院には要らない。
そんな人を作るために指導はしていない。
今日は愛知県からゲストが遊びに来てくれました。
本山へ行っている道院長からの指示で四日市富田道院名物「ゲストへ丸投げ」(^◇^;)
とても楽しい時間になりました〜
四日市富田道院では「遊び」に来てくれる人はいつでもウェルカムです。
本日、初段位の允可状授与式を行いました。
いつも言っているけど、いいか、黒帯(有段者)なんて社会に出れば何の意味もないからな。
「俺は四段だ、五段だ、すごいんだ、偉いんだ!」
アホか?
黒帯(有段者)取ったら道院を辞めるって言うのもいるけどな、黒帯(有段者)になってからこそ初めて自分自身の修行が始まるんだぞ。
黒帯(有段者)だからこそ、自分と向き合い、自分の人としての質を高めるということに努めなければならない。
「さすが黒帯(有段者)」
と言われるように、技術、知識、そして何より人格を磨かなくてならないんだよ。
今日は開祖忌法要を執り行いました。
(道院長法話)
私たちは血こそ繋がっていないが、道の上での開祖宗道臣先生の子であり孫である。
全ては開祖の想いから始まっている。
開祖はただの武道の一派として少林寺拳法を始めたのではない。
人づくりの行として少林寺拳法を始めたのだ。
もしこの中で「私は大会で上位に行きたい」「乱取りで強くなりたい」なんて思っている人がいるなら他所へ行った方がいい。
私はそんなのは教えられない。
一緒になって自分の人の質を上げるということを行なっていき、それを社会に還元して行く。
社会に活かすことができないのであれば意味がないから。
少林寺拳法の拳士が守るべく約束ってあるよね。
みんな全部言える?
「却下省己(履き物を揃える)、合掌礼(挨拶)、作務(掃除)、正しい服装、正しい言葉使い、正しい態度」
これね、何もここ(道院)だけのことじゃないんだよ。
これはね、社会に出てから大事な事なんだ。
これができない大人はダメな大人なんだ。
例えば、さっきT君が出欠簿を先生に片手で渡していて注意されたよな?
目上の人には丁寧に両手で渡しなさいって。
「えーっ、でも学校じゃぁそんなの教えてくれないよ~」
そりゃそうだ、こんなのは学校じゃぁ教えてくれない。
だから、ここ(道院)で覚えて行くんだ。
ここ(四日市富田道院)はどれだけ間違えてもいい場所だ。
間違えて、間違えて、それで覚えて大人になって行きなさい。
上級者が下級者を指導します。
下の者を教えることで、自分の技術はもちろん、生きる姿勢を見直すことが求められます。
そこに学びがあります。
金曜日は中学生有段者が小学生を教えていました。
道院長も含め私たちは皆が等しく修行者です。
ゴールデンウィーク期間中に関わらずたくさん修練に参加!
せっかくなので道院長から子ども達にアイスの差し入れ。
みんな嬉しそうに頬張っていました。
何も言われなくても子ども達は黙食。
ほんとはワイワイと騒ぎながらみんなで食べるのが楽しいのにね。
コロナ禍で子ども達には我慢させていますね(-_-;)
© 2025 四日市富田道院.