修練風景 | 四日市富田道院 | Page 13

修練風景
Shorinji Kempo

◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです

なんのために少林寺拳法を修行するの?

「じゃぁ先生は何のために少林寺拳法をやっているんですか?」(中学生拳士)
まずは、開祖宗道臣先生(以下「開祖」)が何を目的として金剛禅総本山少林寺を創始されたか?
そこが全ての原点だよな。

開祖は敗戦間もない日本を見て「人づくりによる国づくり」を目的として創始されたんだよな。
「人、人、人、全ては人の質にある、ですか?」
そうだね、全てが人の質にあるならば、より良い国を作るには1人でも多く勇気と慈悲心と行動力のある人を育てなければならない。

だから、私たちは自分達の「人としての質」を上げることを「目的」として金剛禅を修行するんだよな。
決して腕力の強い人、「エイ、ヤァ、どうだ俺は強いだろ?」こんな人になるためにやっているんじゃないよな。
あくまで少林寺拳法はそのための「行」、つまり「手段」のひとつなんだ。

修練風景

なんのために少林寺拳法を修行するの?

「先生、護身術として、この技はやりすぎだと思うんですが?」(中学生拳士)
おぉ、少林寺拳法が護身術なら確かにやりすぎだな。

でもな、私たちは少林寺拳法を護身術としてやっているんじゃないぞ。
ここは金剛禅総本山少林寺、言ってしまえばみんな修行僧だ。
少林寺拳法はあくまで「行」のひとつとしてやっているんだ。

拳禅一如って言葉があるよな。
拳は肉体を、禅はこころを意味するんだよな。
一方、拳=拳技の修行は禅=坐禅と同じだって意味もある。
拳技のことを「動禅」って言い方もある。

じゃぁな、何事も「目的」と「目標」と「手段」があるはずだ。
私たちは何を目的として修行しているんだ?
〜(続く)〜

修練風景

拳技を修練するだけの場所ではなく

修練が終わってから大人は大人で話し込んでいます(^◇^;)

私たちはこんな時間を大事にしています。
ここは拳技の修練をするだけの場所ではありません。

人が集う場所です。

大人の集まり

ゴールデンウイークの修練

ゴールデンウイークは4月29日を除いて通常どおり修練を行います。

鎮魂行

ゲスト参加がありました。

金曜日の修練には隣県愛知県から高速道路を使ってまでゲストが遊びに来てくれました。
一緒に修行です。

四日市富田道院はいつでもゲストをお待ちしています。

出稽古

自信を与える指導

O助教、結婚して道院から30kmほど離れた場所に住んでいるんですが、久しぶりに参座。
久しぶりとはいえ、褒めて、側から自信を与える、それでいてポイントを押さえた指導は健在。
道院長が目を細めて嬉しそうにその姿をみていました。

私たちは人づくりをしています。

演武指導

遊びも学びです

休憩時間のチャンバラゴッコも子どもたちにとっては大事な社会性を学ぶ場です。
今日も子どもたちは息を切らせて楽しんでいました。

チャンバラゴッコ

車座になって

今日は道院長の法話を受けて「自分はどう思うか?」を修練後に車座になって話し合っていました。

こんな時間こそを私達はとても大切にしています。

私達はひとづくりをしています。

車座

成長を喜ぶ

高校生が白帯さんを教える。

彼が小学生の頃は落ち着きがなく、注意深く指導したものですが、高校生となった今は誰よりも頼りになる良き兄貴分になりました。

そんな彼を頼もしく、嬉しく観ているのが道院長です。

私たちは人の成長を何よりも嬉しく思います。

少年部指導

少林寺拳法を始めてみませんか? ~日々の生活に活かす~

 
四日市富田道院に通ってみてよかったと思うことはなに?
一番は「心が強くなった」です。
グラフ
 
他にも
・精神修行を行っていることが、仕事での後輩部下の育成指導に活きているとたびたび感じられることがある。
・自分を大切にすることが周りの人を大切にすることに繋がることを、年齢問わずみんなが意識せずとも心のなかで育っている気がします。
・別の学校の人ともしゃべれる機会ができた。富田道院だけでなく、他の道院の人たちの考え方が知ることができた。そのおかげで、考え方が違う人ともうまく関われるようになった。
突いたり蹴ったりをするだけが少林寺拳法じゃないんです。
日常生活に活かすことができるのが少林寺拳法なんです。
あなたも少林寺拳法を始めてみませんか?
新入門指導