道院行事
Shorinji Kempo

開祖忌法要

昨日は開祖忌法要を執り行いました。
 
原点である開祖の想いに立ち返る日です。
開祖忌

宗道臣デー

本日は開祖デー!
近鉄富田駅周辺の美化活動をしました。
近鉄富田駅

すると、それを見かけた、駅前にある「オニガシマ」というお店の方が開店準備中にも関わらず「子どもたちにあげて」とみたらし団子を差し入れてくれました。

オニガシマ

「人、人、人、すべては人の質にある」

開祖の言葉を実感した瞬間でした。

私たちは社会に貢献できる人を目指します。

道院長 年頭あいさつ

みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻が起こり、生と死をこれまでに増して感じる一年になりました。
 
年の初めから死ぬ話などとんでもないと思われるかもしれません。しかし、昔話で有名な一休禅師は「門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」と言っています。私は勤務先が病院ということもあり、みなさんよりは死を身近に感じています。お釈迦さんの言葉で「生死一如」、生も死も一緒にあるとありますが、生と死はほんの薄い紙一枚で隔てられているだけだとつくづく感じます。
 
いつも道院では話していますが、命とは時間です。おぎゃーと生まれた瞬間から、私たちの命のロウソクは減り続けているのです。
「明日やろう」を30回繰り返すと一か月、それを12回繰り返すと一年になってしまいます。
2023年、子どもはもちろんのこと、私も含めた大人こそが考え、実行してください。「明日、命が尽きるとして、今、何をやらなくてはならないか?
 
最後にインド独立の父マハトマ・ガンディの言葉を紹介して新年の挨拶を終わりたいと思います。
明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って学びなさい
 
私もみなさんと同じ修行者です。
今年もみなさんと一緒に楽しく、それでいて一所懸命に修行をしていきましょう。
年頭あいさつ

新春法会を開きました

昨日(1月7日)は新春法会を開きました。
儀式のあとは3年ぶりとなる、お餅つきをみんなで楽しみました。

今年もよろしくお願いします。

新春法会

稽古納 12月23日

12月23日は四日市富田道院の稽古納。
一年の感謝を込めて修練場所の大掃除から始まり、鎮魂行、四日市富田道院恒例の除夜の突き( ^ω^ )

拳士ひとり一人が10本ずつ号令をかけて上段突。
号令をかける拳士の顔を見て「この子との一年はこうだったなぁ」って振り返る、道院長として至福の時間です。

今年は合計300本くらいだったかな?

最後に「泣いても笑っても今年最後の上段突だぞ〜」って道院長から10本号令をかけて除夜の突きは終了です。

除夜の突き

転んだなら起きなはれ 達磨祭法話

達磨祭を開きました。

起き上がりこぼしって知ってる?
ダルマさんの人形が何度倒してもその都度起き上がってくるおもちゃだ。

転けること、失敗することは恥ずかしいことでも、情け無いことでもない。
転んで(失敗して)泣くのも仕方ない。
ただ、いつまでも泣いていては何も始まらないよな。
ダルマさんのおもちゃのように転んだら起き上がればいいんだ。

何度転んでも何度でも立ち上がってくる、不撓不屈の心、これが本当に強いってことだよね。
私たちは達磨の子であるんだ。
法話

宗道臣デー(社会奉仕活動)

今日は朝から宗道臣デー、社会活動の日です。
近鉄富田駅周辺の清掃をみんなでしました。

道院の中で突いたり蹴ったりしているだけでは意味がありません。
社会に活かしてこそ初めて意味が出てきます。

宗道臣デー

開祖忌法要

今日は開祖忌法要を執り行いました。

(道院長法話)
私たちは血こそ繋がっていないが、道の上での開祖宗道臣先生の子であり孫である。
全ては開祖の想いから始まっている。
開祖はただの武道の一派として少林寺拳法を始めたのではない。
人づくりの行として少林寺拳法を始めたのだ。

もしこの中で「私は大会で上位に行きたい」「乱取りで強くなりたい」なんて思っている人がいるなら他所へ行った方がいい。
私はそんなのは教えられない。

一緒になって自分の人の質を上げるということを行なっていき、それを社会に還元して行く。
社会に活かすことができないのであれば意味がないから。

開祖忌

習うと学ぶ

「ならう」って漢字で書けるか?
(はーい)
お、いいね。じゃぁ、書いてごらん。

そうだね、こう(習)書くね。
漢字は表意文字だ、なんで「羽」に「白」って書くの?

これはね、まだ羽の白い雛鳥が一所懸命に飛ぶ練習をしようと何十回、何百回も羽ばたく練習をする様子なんだ。
だから、「習う」ってことは何度も、何度も繰り返して練習することなんだよ。
さっき言った「小練すれば小成し、大練すれば大成す」ってことは、何度も何度も一所懸命に練習すれば立派になるってことなんだ。

じゃぁ今度は日本語の勉強だ。
「学ぶ」って日本語はもともとなんだか分かるか?

「まなぶ」の響きは「まねる(真似る)」からきている。
誰の「まね」をするんだ?

それは先生の真似をするだけじゃないぞ、君たち先に入った子たちの動きも真似するんだぞ。
君たちがだらしない姿を見せていたら、そのまま新しい子たちはだらしないことをする。
君たちからもこの子たちは「学ぶ」んだ。
だから、よーく気をつけるようにね。

(入門式法話より)

習う学ぶ

入門式と新春法会

本日、入門式と新春法会を行いました。

入門式ではお兄ちゃんが堂々と表白文を読み上げてくれました。
この子たちと大人も子どもも一緒に成長していきます。

ここは生涯修行の場です。

入門式