
道院長のつぶやき
Shorinji Kempo
◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです
イライラするのは?

成長を喜ぶ
高校生が白帯さんを教える。
彼が小学生の頃は落ち着きがなく、注意深く指導したものですが、高校生となった今は誰よりも頼りになる良き兄貴分になりました。
そんな彼を頼もしく、嬉しく観ているのが道院長です。
私たちは人の成長を何よりも嬉しく思います。
少林寺拳法を始めてみませんか? ~日々の生活に活かす~


人生における成功ってなんですか?
「先生、人生における成功ってなんですか?」
先日、中学生のH拳士が尋ねてきた。
曰く
「今、成功について作文を書いている」
「僕は将来国語の教師になりたいと思っていて、教師になれたら成功だと思っている」
「だけど、友達には『そんなのは成功じゃない』って言う人もいる」
うん、Hはなぜ国語の教師になりたいと思う?
(一人でも多く「国語」が楽しいと思って欲しいから)
なら、それがHにとっての「成功」だよな。
人によっては「お金持ちになること」が成功だと思う人もいる。
それはその人にとっての「成功」でいい。
「目的」を達成できたら、それが「成功」なんだ。
だから、人によって「成功」とは違うものだ。
ただな、いいか?「目的」と「目標」を間違えるなよ。
例えば、国語の教師になりたいと「目標の高校」を受験して、失敗したとする。
これで「俺(私)はだめだ」なんて思ってしまうことがある。
あくまで「目標の高校」への進学は「教師になるための手段」の一つだよな。
ひとつの「手段」がダメなら、別の手段で「目的達成」を目指せばいい。方法はいくつでもあるはずだ。
人はたやすく「目的」と「目標(手段)」を取り違える。
だから、常に自分の心の中に「目的」を意識し続けなければならないんだよ。
他人に任せるな
いいか?自分で考えて、自分で決めるんだ!
先生がこう言ったから、親がこうしろって言ったから、世間がこうだから。
それじゃダメだ。
大人だって間違えるんだ。先生(私)なんて間違いだらけだ。
だから、自分の頭で考えろ。
自分の命だ、自分で判断するんだ。他人に任せるな。
少林寺拳法を始めてみませんか? ためになること編
少林寺拳法を始めてみてためになることは?
四日市富田道院でのアンケートでは、なんと「易筋行(少林寺拳)」よりも「法話」「仲間との会話、ふれあい」がためになるという結果です。
突いたり、蹴ったりすること以上の、人生においての価値がそこにあるということです。
気軽にお近くの道院、支部を覗いてみませんか?
きっと温かく迎えてくれます。
少林寺拳法を始めてみませんか? 楽しさ編
少林寺拳法を始めてみませんか?
少林寺拳法を始めるきっかけは「精神修養」や「武道に興味があった」ですが、ではやってみて楽しかったことは?
四日市富田道院でのアンケートでは「仲間との会話、ふれあい」がトップ!
興味があった「武道(少林寺拳法)」をおさえて「法話」が第3位。
少林寺拳法と聞けば怖いイメージもありますが、それだけでは無い魅力がここにあります。
気軽にお近くの道院、支部を覗いてみませんか?
きっと温かく迎えてくれます。
少林寺拳法を始めてみませんか? きっかけ編
少林寺拳法を始めてみませんか?
新しいことを始めやすい春、お近くの道院、支部を訪れてみてはいかがでしょうか?
老若男女、始めるきっかけはそれぞれ。
四日市富田道院でのアンケートでは、「精神修養」と「武道に興味があった」からと答えた人が多いですね。
個別の意見では
子どもたちが学校の宿題をしている。
みんなの顔を見るのが楽しい。
道着がいいなぁ、と思い欲しかったから
富田道院の雰囲気が良かった
子供を通わせたいから
体験のイベントに参加して
兄弟(姉妹)が通ったため
家族に勧められて
蝶の羽ばたきが竜巻を起こす?

スポーツ(武道)は「良い子」を育てるか?
スポーツは「良い子」を育てるか?
結論から言えば「関わる大人による」
本来の少年スポーツ(広く武道も含む)は成長期における健全な心身形成を目的に行わなければならなりません。
しかし、多くの少年スポーツが大人(監督、父兄を含む)の勝利至上主義により歪められている現実があります。
単にスポーツ(広く武道も含む)を子どもにやらせれば「良い子」に育つものではありません。
刃物が使う人により便利な道具になることもあれば、危険な凶器になることがあるように、スポーツ(広く武道を含む)もそれを扱う大人により「良い子」を育てることもあれば、子どもの人生を狂わせることにもなるのです。
参考文献:著:永井洋一 スポーツは「良い子」を育てるか