怠らず努めよ
釈尊の臨終の際の言葉だ。
サボらずに努力しろよってこと。
釈尊は臨終の際、弟子たちにこう残したそうだ
「法を灯し火とし、自らを灯し火としなさい」
私たちは将来のことなんて誰も分からないまま生きている。真っ暗闇の中、進んでいる様なものだ。
その暗闇の中、自らを灯りとして進んで行くんだ。だから、灯りとなる様に常に自らを磨かなくてはいけないよな。
死ねまで修行だぞ。
開祖 宗道臣先生もおっしゃってたそうだ。
死ねまでサボらずに努力し続けていこう。
◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです
怠らず努めよ
釈尊の臨終の際の言葉だ。
サボらずに努力しろよってこと。
釈尊は臨終の際、弟子たちにこう残したそうだ
「法を灯し火とし、自らを灯し火としなさい」
私たちは将来のことなんて誰も分からないまま生きている。真っ暗闇の中、進んでいる様なものだ。
その暗闇の中、自らを灯りとして進んで行くんだ。だから、灯りとなる様に常に自らを磨かなくてはいけないよな。
死ねまで修行だぞ。
開祖 宗道臣先生もおっしゃってたそうだ。
死ねまでサボらずに努力し続けていこう。
「親に相談しないように」
この言葉が相手から出てきたら、宗教、セールス問わずにすぐに逃げろ!
〜〜〜
最近、カルト宗教が社会的に問題になっている。
絶対に近づくなよ、相手は巧みに引きずり込んで来る。
先生な、若い頃に悪徳商法に引っかかりそうになった事がある。
電話勧誘が最初にあって、すぐに怪しいと分かったんだ。でもな社会勉強にって会いに行った。
気がついたら契約書に判子を押す寸前だった。
分かって行っても引っかかりそうになるんだ、相手は巧みに引きずり込んで来る。
君たちは若い、これからカモとしてカルト宗教、悪徳商法から勧誘が来る。
これから何度もこの話はするから注意しろよ。
みんなの中で「うちのじいちゃん、500歳」って人いるか?
いないよな。
私たちはいずれみんな死ぬんだよ、当たり前だけど。
こうしている時間だって刻一刻と残り時間は減っていっているんだ。
だからな、どうせ過ごすなら今を精一杯、一所懸命に生きようじゃないか。
時間を使うということは命を使うということだ。
無駄なく生きよう。
明日(8月6日)が何の日か知ってる?
そう、広島に原爆が落とされた日だね。
原子力っていう技術はとても凄いものなんだ。
元々は平和利用のために開発、研究されていた技術。
たくさんの人を幸せにするためにね。
ところで、先生(私)がよく「道具に善悪なし」って言うよな。
私たちが修行する少林寺拳法だって相手を傷つけ倒す技術でもあるんだ。
君たちが今、学校で勉強している学問だってそうだ。
あれだって「道具」なんだぞ、ちゃんと使う側が正しい心を持っていないといけない。
「道具」は無いより有った方がいい。
手に入れる努力と同時に「心」も正しく鍛えなくてはならない。
犯罪を起こしそうな人に犯罪を起こさせる方法知っているか?
それはね、その人を独りにさせておくこと。
人はね孤独にとても弱い存在なんだ。
孤独な人はね、命の重さを分かっていて、それでも自暴自棄になってしまうかもしれない。
だから、誰かを独りにさせてはいけないし、自分が孤独に陥ってもいけない。
この先、四日市富田道院からいつか巣立っていく人もいるだろう。
でもね、寂しくなったらいつでも帰っておいで。
あなたは独りじゃないから。
私たちは勇気と慈悲心(優しさ)と行動力を持った人を目指しているわけだね。
じゃぁ、「優しさ」ってなんだ?漢字で書いてみて。
いつも言っているとおり漢字は「表意(意味を表す)文字」だね。はい、この左側はなんていう?
(にんべん)
そうだね、これはにんべんっていって「人」って意味だね。
じゃぁ、右側は?何て読む?難しい?
これは「憂(うれ)い」つまり「心配する」って意味だ。
「他の人」を「だいじょぶかな〜?」って「心配する」ことが「優しい」んだね。他の人を心配するには向かい合っていてはできない。
ましてや上から見下ろしていてはできるはずもない。
相手の立場になって同じ目線になって初めて心配することができる。大きい子は昔は小さい子だったから、小さい子の目線にはなれるはずだよね。
だから大きな子は小さな子に優しくなれるように努力しなさい。
#少林寺拳法 #四日市 #富田 #優しさ
修行の目的は何だ?
何事も「目的」があるはずだよね。
その「目的」を達成するためにあるのが「手段」だ。
じゃぁ、私たちが少林寺拳法を修行する目的は何だ?
開祖はよく「お前たちは昭和の桃太郎になれ」とおっしゃっていたらしい。
今で言うと「令和の桃太郎」だね。
桃太郎の物語はみんな知っているよね?
じゃぁ、開祖が言う「桃太郎になれ」ってどういうことだ?
それはね
・鬼の悪行に憤る「正義感」
・独りでも鬼退治に出た「勇気」と「行動力」
・謝る鬼を許す「慈悲心(優しさ)」
これを持てと開祖はおっしゃるわけだ。
これを持つために私たちは少林寺拳法を修行しているわけだ。
それを、やれ「俺は演武が上手い」だの「乱取りが強い」だの。
そんな自慢する人は少なくとも四日市富田道院には要らない。
そんな人を作るために指導はしていない。
覚悟を決めるってあるよね、あれなんだ?
これ両方とも「覚る(さとる)」「悟る(さとる)」だよね。
何を「さとる」んだ?
これはね「世の中は全部苦しみだ」(一切皆苦)と、さとるってことなんだ。
どういうことかというとね。
ここにお風呂があるとする。熱湯風呂だψ(`∇´)ψ
知らずに入ったらどうなる?
アッツゥゥ ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ってなるよな。
でもさ、入る前から「このお風呂は熱いぞ」って言われて入れば、我慢できるもんだよな。
そんなもんだ。
世の中、自分の思うようになんかならない。当たり前だよな、そんなに都合よくできていない。それを勘違いして都合よく考えるから嫌なことが多く感じるだけ。
もともと思うようになんかならないって思って生きてごらんよ、毎日楽しいぞ。
今日はこんな面白いことがあった、こんな楽しい話しができた。
人生は熱湯風呂みたいなもんだ。
熱いと覚悟していれば、結構楽しめるもんだ。
本日、初段位の允可状授与式を行いました。
いつも言っているけど、いいか、黒帯(有段者)なんて社会に出れば何の意味もないからな。
「俺は四段だ、五段だ、すごいんだ、偉いんだ!」
アホか?
黒帯(有段者)取ったら道院を辞めるって言うのもいるけどな、黒帯(有段者)になってからこそ初めて自分自身の修行が始まるんだぞ。
黒帯(有段者)だからこそ、自分と向き合い、自分の人としての質を高めるということに努めなければならない。
「さすが黒帯(有段者)」
と言われるように、技術、知識、そして何より人格を磨かなくてならないんだよ。
質問 先生がよく言う「面白おかしく生きる」コツってなんですか?
喜劇王って言われるチャールズ・チャップリンの言葉に「人生はクローズショットで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」ってのがあるんだよ。
生きていれば辛いこと、苦しいことがいっぱいある。でもねそれを一歩引いて遠目で眺めて「くだらないw」って笑えるといいよね。
私だって辛いことがいっぱいある。そのことだけに集中すると、そりゃ苦しいよね。
それを「こんなことがあってさ(笑)」って友達に笑い話として話すんだよ、そうすると友達も「お前バカだなぁ(笑)」って笑ってくれる。その笑っている友達を見て(あぁ、やっぱり悩むほどのことがないくだらない事なんだな)って自分で思えるようになるんだよ。
辛いこと、苦しいことを一緒に笑い飛ばしてくれる友達をひとりでも持つこと。
これが「人生を面白おかしく生きる」コツ。
(道院長誕生日会より)
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