
法話
Shorinji Kempo
◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです
道院長年頭あいさつ

今日はなんの日?
今日は何があった日か分かる?
これ分かったらすごい。
今日はね、日本がアメリカの真珠湾を攻撃した日なんだ。
日本がねアメリカに戦争を仕掛けた日なんだ。
でもね、当時の日本人、アメリカに戦争で勝てると思っていなかったんだ。
だけど、戦争を始めてしまった。なんでだ?
自分で調べて考えて欲しい。
(知らな〜い)
何故、私たちが日本が戦争を始めた理由を知らないといけないか?
それを知らないと、今度は私たちが銃を持って戦争に行く日がくるからだ。
少林寺拳法は開祖の戦争体験から始まっている。
「もうこんな悲惨なのはまっぴらだ」
という想いだ。
だからこそ私たちは知る努力をしなければならない。

日大アメフト部問題から考えるリーダーとは

雲外蒼天 努力すれば叶うのか??

道具に善悪なし 〜力愛不ニ〜
道具に善悪はないんだよ。
例えば「包丁」、便利だよね。
野菜切ったり、果物の皮を剥いたり。
でも、それを人に向けたら凶器だよね。
じゃぁ、「包丁」は「悪」なのか「正義」なのか?
道具そのものに「正義」も「悪」もないよな。
それを使う人次第なんだ。
アメリカでは「オッペンハイマー」って映画が話題になってる。
原爆を作らされた男の映画らしい。
「原子力」はちゃんと使えば大きなエネルギーを私たちに与えてくれる。
でも使い方次第で「大量殺戮兵器」になる。
だから「力」を使う私たちの「心」を正しく鍛えなくてはならない。

自分の限界を決めていないか?
自分で勝手に自分の限界を決めていないか?
楽だよなぁ、「どうせ自分はできないから」って言っていれば努力しないで済むから。
これね心理学では「セルフハンディキャップ」って言うんだ。
自分で限界を決めておくと楽でいいんだ。
でもな、ほんとにできなくなる。
これ勉強でも一緒。「自分はバカだから」って言っている間にほんとにバカになっちゃう。
できる、できないは努力した結果なんだ。
やる前に自分を諦めるな、楽をするな。
あの有名な安西先生だってこう言ってる。
「諦めたら試合終了ですよ」

マスクひとつ、これも修行です
これから暑くなる季節のマスク着用についてだけどね、先生から一斉に「着けろ」「外せ」なんて言わないからね。
新型コロナウイルス感染症、これね、私の周りでも罹った人が今でも出てきている。
症状の軽い人もいれば、人によっては「喉を剣山で刺される様に痛い」って人もいる。
症状が軽くなってきたとはいえ、肥満であったり、喫煙者、他の病気で療養中の人にとっては今でも命に関わる病気だ。
今日も鎮魂行で「己こそ己のよるべ」唱えたけど、私たちは自己確立を目指している。
周りがマスクをつけているから自分もつける、外しているから外す、ではなくて、自分で判断しないといけない。
周りを見回して「えーっと」なんてのが一番あかん。

嫌なことから逃げるな
嫌なことから「逃げ」てはいけない。
嫌なことから逃げると、いつまで経っても追いかけてくるぞ。
独りで「嫌なこと」に立ち向かえなんて言わん。
誰かの助けを使え。
誰かに「助けて」って言える様になれ。
熊だって背中を向けて逃げたら追いかけてくるぞ。
どうせ逃げるなら上手に逃げろ(笑)

道院長インタビュー ~道院長の立ち位置~
Q.指導されているときに拳士から「先生、これはこうじゃないですか?」なんて突っ込みを言われていましたが、あれも意識されているんですか?
A.道院長って何もしなければ、勝手に祭り上げられて、拳士との間に開きが出てしまうんですね。
そうなってくると拳士の状況が分からなくなってくる。そうすると指導もうまくいかない。
なるべく拳士との距離を近く、近くにもっていくことによって「この子は今日何に悩んでいるんだろうか?」とか拳士の状況を把握することができる。
だから、自分から拳士の近く、近くへ寄っていくようにしています。
その結果としての「ツッコミ」じゃないですかね(笑)

道院長インタビュー ~技術指導について~
Q.道院長が自ら技をかけられていましたが、意味があってやられていますか?
A.まず、私自身が技を見せて「こうだ!」って教えるだけの技術がないというのがひとつ。
技をかけられることによって相手を誘導して教えることができるからですね。
もう一つが少林寺拳法というのが「組手主体」、これは道院長と拳士の間でも一緒だと思うんですよ。
「俺がお前を投げるのは気持ちいいが、お前に俺が投げられるのはかっこ悪いから嫌だ」
では、本来の少林寺拳法ではないですよね。
「私が技をかけたら、次はあなたがかけてね」
道院長と拳士であっても「お互い対等な修行者ですよ」という気持ちでやっています。
中学生なら中学生、小学生なら小学生、できるだけ目線を合わせて指導するように心がけています。
