犯罪を起こしそうな人に犯罪を起こさせる方法知っているか?
それはね、その人を独りにさせておくこと。
人はね孤独にとても弱い存在なんだ。
孤独な人はね、命の重さを分かっていて、それでも自暴自棄になってしまうかもしれない。
だから、誰かを独りにさせてはいけないし、自分が孤独に陥ってもいけない。
この先、四日市富田道院からいつか巣立っていく人もいるだろう。
でもね、寂しくなったらいつでも帰っておいで。
あなたは独りじゃないから。
◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです
犯罪を起こしそうな人に犯罪を起こさせる方法知っているか?
それはね、その人を独りにさせておくこと。
人はね孤独にとても弱い存在なんだ。
孤独な人はね、命の重さを分かっていて、それでも自暴自棄になってしまうかもしれない。
だから、誰かを独りにさせてはいけないし、自分が孤独に陥ってもいけない。
この先、四日市富田道院からいつか巣立っていく人もいるだろう。
でもね、寂しくなったらいつでも帰っておいで。
あなたは独りじゃないから。
私たちは勇気と慈悲心(優しさ)と行動力を持った人を目指しているわけだね。
じゃぁ、「優しさ」ってなんだ?漢字で書いてみて。
いつも言っているとおり漢字は「表意(意味を表す)文字」だね。はい、この左側はなんていう?
(にんべん)
そうだね、これはにんべんっていって「人」って意味だね。
じゃぁ、右側は?何て読む?難しい?
これは「憂(うれ)い」つまり「心配する」って意味だ。
「他の人」を「だいじょぶかな〜?」って「心配する」ことが「優しい」んだね。他の人を心配するには向かい合っていてはできない。
ましてや上から見下ろしていてはできるはずもない。
相手の立場になって同じ目線になって初めて心配することができる。大きい子は昔は小さい子だったから、小さい子の目線にはなれるはずだよね。
だから大きな子は小さな子に優しくなれるように努力しなさい。
#少林寺拳法 #四日市 #富田 #優しさ
修行の目的は何だ?
何事も「目的」があるはずだよね。
その「目的」を達成するためにあるのが「手段」だ。
じゃぁ、私たちが少林寺拳法を修行する目的は何だ?
開祖はよく「お前たちは昭和の桃太郎になれ」とおっしゃっていたらしい。
今で言うと「令和の桃太郎」だね。
桃太郎の物語はみんな知っているよね?
じゃぁ、開祖が言う「桃太郎になれ」ってどういうことだ?
それはね
・鬼の悪行に憤る「正義感」
・独りでも鬼退治に出た「勇気」と「行動力」
・謝る鬼を許す「慈悲心(優しさ)」
これを持てと開祖はおっしゃるわけだ。
これを持つために私たちは少林寺拳法を修行しているわけだ。
それを、やれ「俺は演武が上手い」だの「乱取りが強い」だの。
そんな自慢する人は少なくとも四日市富田道院には要らない。
そんな人を作るために指導はしていない。
覚悟を決めるってあるよね、あれなんだ?
これ両方とも「覚る(さとる)」「悟る(さとる)」だよね。
何を「さとる」んだ?
これはね「世の中は全部苦しみだ」(一切皆苦)と、さとるってことなんだ。
どういうことかというとね。
ここにお風呂があるとする。熱湯風呂だψ(`∇´)ψ
知らずに入ったらどうなる?
アッツゥゥ ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ってなるよな。
でもさ、入る前から「このお風呂は熱いぞ」って言われて入れば、我慢できるもんだよな。
そんなもんだ。
世の中、自分の思うようになんかならない。当たり前だよな、そんなに都合よくできていない。それを勘違いして都合よく考えるから嫌なことが多く感じるだけ。
もともと思うようになんかならないって思って生きてごらんよ、毎日楽しいぞ。
今日はこんな面白いことがあった、こんな楽しい話しができた。
人生は熱湯風呂みたいなもんだ。
熱いと覚悟していれば、結構楽しめるもんだ。
本日、初段位の允可状授与式を行いました。
いつも言っているけど、いいか、黒帯(有段者)なんて社会に出れば何の意味もないからな。
「俺は四段だ、五段だ、すごいんだ、偉いんだ!」
アホか?
黒帯(有段者)取ったら道院を辞めるって言うのもいるけどな、黒帯(有段者)になってからこそ初めて自分自身の修行が始まるんだぞ。
黒帯(有段者)だからこそ、自分と向き合い、自分の人としての質を高めるということに努めなければならない。
「さすが黒帯(有段者)」
と言われるように、技術、知識、そして何より人格を磨かなくてならないんだよ。
質問 先生がよく言う「面白おかしく生きる」コツってなんですか?
喜劇王って言われるチャールズ・チャップリンの言葉に「人生はクローズショットで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」ってのがあるんだよ。
生きていれば辛いこと、苦しいことがいっぱいある。でもねそれを一歩引いて遠目で眺めて「くだらないw」って笑えるといいよね。
私だって辛いことがいっぱいある。そのことだけに集中すると、そりゃ苦しいよね。
それを「こんなことがあってさ(笑)」って友達に笑い話として話すんだよ、そうすると友達も「お前バカだなぁ(笑)」って笑ってくれる。その笑っている友達を見て(あぁ、やっぱり悩むほどのことがないくだらない事なんだな)って自分で思えるようになるんだよ。
辛いこと、苦しいことを一緒に笑い飛ばしてくれる友達をひとりでも持つこと。
これが「人生を面白おかしく生きる」コツ。
(道院長誕生日会より)
今日は開祖忌法要を執り行いました。
(道院長法話)
私たちは血こそ繋がっていないが、道の上での開祖宗道臣先生の子であり孫である。
全ては開祖の想いから始まっている。
開祖はただの武道の一派として少林寺拳法を始めたのではない。
人づくりの行として少林寺拳法を始めたのだ。
もしこの中で「私は大会で上位に行きたい」「乱取りで強くなりたい」なんて思っている人がいるなら他所へ行った方がいい。
私はそんなのは教えられない。
一緒になって自分の人の質を上げるということを行なっていき、それを社会に還元して行く。
社会に活かすことができないのであれば意味がないから。
少林寺拳法の拳士が守るべく約束ってあるよね。
みんな全部言える?
「却下省己(履き物を揃える)、合掌礼(挨拶)、作務(掃除)、正しい服装、正しい言葉使い、正しい態度」
これね、何もここ(道院)だけのことじゃないんだよ。
これはね、社会に出てから大事な事なんだ。
これができない大人はダメな大人なんだ。
例えば、さっきT君が出欠簿を先生に片手で渡していて注意されたよな?
目上の人には丁寧に両手で渡しなさいって。
「えーっ、でも学校じゃぁそんなの教えてくれないよ~」
そりゃそうだ、こんなのは学校じゃぁ教えてくれない。
だから、ここ(道院)で覚えて行くんだ。
ここ(四日市富田道院)はどれだけ間違えてもいい場所だ。
間違えて、間違えて、それで覚えて大人になって行きなさい。
© 2025 四日市富田道院.