法話 | 四日市富田道院 | Page 4

法話
Shorinji Kempo

◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです

道院長インタビュー ~法話の目的~

Q.何か目的をもって法話をしてるんですか?

A.法話は必要に迫られて始めただけなんです。

 突いたり、蹴ったりだけをしているだけでは子どもたちの悩みとか、大人の悩みとかに応えることができないんですよね。

 「先生、今日、学校で僕いじめられたんです」

 「そうか、それなら道院で突いたり、蹴ったりして気分転換しろ」

ではないですよね。

 そこから「生きるってなんだろう?」「人生ってなんだろう?」を伝えるには言葉で伝えていかなくてはならない。そんなところから法話を始めただけなんです。

道院長インタビュー

道院長インタビュー ~道院運営について~

Q.四日市富田道院をどのように運営したいと考えていますか?

A.何のために少林寺拳法を、四日市富田道院をやっているか?というところに重点を置いています。

 それには「目的」と「目標」と「手段」を普段から考えています。

 よく人間って「目的」と「目標」をごっちゃにしちゃうんですね。例えば「大会に優勝する」「昇段する」これは「目標」であって「目的」じゃないんですね。

 「目標」ってのは「目的」をかなえるための「手段」のひとつでしかないんですよ。

 じゃあ「目的」は何かって考えると開祖(宗道臣)の想いに辿り着くんですね。それは「人づくりによる国づくり」なんです。

 そう考えると「道院」ってとこでは突いたり、蹴ったりするはあくまで「道具=手段」であって、道院に人が寄ってきて、少林寺拳法の修業を通じて、法話を通じて教えることで「人づくり」をする場でありたいと思っています。

 そのためには「あそこ(道院)に行ったら先生が怖い、幹部拳士が怖い」ではなかなか人が来ないですよね?

 学校で叱られて、怒られて、仕事で叱られて、怒られて、それで夜になって道院に来て叱られて、怒られて、それで道院に来たいって人は誰もいないと思うんですよ。

 誰もが道院に来やすい雰囲気を作っていきたいと思って運営しています。

道院長インタビュー

道院長 年頭あいさつ

みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻が起こり、生と死をこれまでに増して感じる一年になりました。
 
年の初めから死ぬ話などとんでもないと思われるかもしれません。しかし、昔話で有名な一休禅師は「門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」と言っています。私は勤務先が病院ということもあり、みなさんよりは死を身近に感じています。お釈迦さんの言葉で「生死一如」、生も死も一緒にあるとありますが、生と死はほんの薄い紙一枚で隔てられているだけだとつくづく感じます。
 
いつも道院では話していますが、命とは時間です。おぎゃーと生まれた瞬間から、私たちの命のロウソクは減り続けているのです。
「明日やろう」を30回繰り返すと一か月、それを12回繰り返すと一年になってしまいます。
2023年、子どもはもちろんのこと、私も含めた大人こそが考え、実行してください。「明日、命が尽きるとして、今、何をやらなくてはならないか?
 
最後にインド独立の父マハトマ・ガンディの言葉を紹介して新年の挨拶を終わりたいと思います。
明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って学びなさい
 
私もみなさんと同じ修行者です。
今年もみなさんと一緒に楽しく、それでいて一所懸命に修行をしていきましょう。
年頭あいさつ

【法話】人生はとても短いんだ

Life is very short.

人生はとても短いんだ。

BEATLESは「We can work it out」でそう歌っているんだ。
実際、先生だってあっという間にこの歳だ。
明日には私の(少林寺拳法の)師匠が待っている世界に行くかもしれん(笑)

だから、「争ったり、問題を起こしている時間なんてないんだ。」

ところで、最近、問題になっている「お布施」って知ってる?
お布施ってお金だけじゃないんだよ。
「和顔愛語」、和かな顔で、愛のある言葉を使うこと、これもお布施なんだ。

怖い顔して、いつもイライラとしているんじゃなくて、ほんの少しでいいから相手の事を考えて、ニコッとしてごらん。
「短い人生」なんだから。Life is very short

法話「何に価値を見出す?」

この中でお金持ちになりたい人、手をあげて!
じゃぁ、社長になりたい人は?

お金も大事、地位も大事。
でもね、死んでいくときには何も持っていけないねよ。
私はね、それよりも人と人との関係に価値を持ちたいし、みんなにも持って欲しい。

今日もこうやって友達が遊びに来てくれる。
誰かの嬉しそうな顔を見て自分も嬉しくなる。
そんな人との関係を大事に思えるようになって欲しい。

法話

法話「死神のろうそく」

ちょっと前に日本人アーティストが落語を題材にした曲を出していたよね。あれ、なんだっけ?
そうそう「死神」だ。
 
元の落語ではね、たくさんのローソクが出てくる。そのローソク一本一本がひとりひとりの寿命。燃え尽きて消えたなら寿命が尽きるんだ。
私たちの命ってこのローソクなんだ。
 
生まれてからすぐに人生のカウントダウンは始まっている。
こう話している間にもどんどん命のローソクは短くなっていく。
だからね、時間ってのは命そのもの。
 
どうせ時間を、命を使うなら有意義に使おうじゃないか。
ひょっとしたら先生のローソクはあとこの指先程度しかないかもしれない(笑)
法話風景

転んだなら起きなはれ 達磨祭法話

達磨祭を開きました。

起き上がりこぼしって知ってる?
ダルマさんの人形が何度倒してもその都度起き上がってくるおもちゃだ。

転けること、失敗することは恥ずかしいことでも、情け無いことでもない。
転んで(失敗して)泣くのも仕方ない。
ただ、いつまでも泣いていては何も始まらないよな。
ダルマさんのおもちゃのように転んだら起き上がればいいんだ。

何度転んでも何度でも立ち上がってくる、不撓不屈の心、これが本当に強いってことだよね。
私たちは達磨の子であるんだ。
法話

怠らず努めよ

怠らず努めよ

釈尊の臨終の際の言葉だ。
サボらずに努力しろよってこと。

釈尊は臨終の際、弟子たちにこう残したそうだ
「法を灯し火とし、自らを灯し火としなさい」

私たちは将来のことなんて誰も分からないまま生きている。真っ暗闇の中、進んでいる様なものだ。
その暗闇の中、自らを灯りとして進んで行くんだ。だから、灯りとなる様に常に自らを磨かなくてはいけないよな。

死ねまで修行だぞ。
開祖 宗道臣先生もおっしゃってたそうだ。
死ねまでサボらずに努力し続けていこう。

座禅行

カルトに気をつけろ

「親に相談しないように」
この言葉が相手から出てきたら、宗教、セールス問わずにすぐに逃げろ!

〜〜〜

最近、カルト宗教が社会的に問題になっている。
絶対に近づくなよ、相手は巧みに引きずり込んで来る。

先生な、若い頃に悪徳商法に引っかかりそうになった事がある。
電話勧誘が最初にあって、すぐに怪しいと分かったんだ。でもな社会勉強にって会いに行った。
気がついたら契約書に判子を押す寸前だった。
分かって行っても引っかかりそうになるんだ、相手は巧みに引きずり込んで来る。

君たちは若い、これからカモとしてカルト宗教、悪徳商法から勧誘が来る。
これから何度もこの話はするから注意しろよ。

法話

精一杯生きよう

みんなの中で「うちのじいちゃん、500歳」って人いるか?
いないよな。

私たちはいずれみんな死ぬんだよ、当たり前だけど。
こうしている時間だって刻一刻と残り時間は減っていっているんだ。

だからな、どうせ過ごすなら今を精一杯、一所懸命に生きようじゃないか。
時間を使うということは命を使うということだ。
無駄なく生きよう。

法話