道院長のつぶやき | 四日市富田道院 | Page 3

道院長のつぶやき
Shorinji Kempo

◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです

道院長インタビュー ~道院長の立ち位置~

Q.指導されているときに拳士から「先生、これはこうじゃないですか?」なんて突っ込みを言われていましたが、あれも意識されているんですか?

A.道院長って何もしなければ、勝手に祭り上げられて、拳士との間に開きが出てしまうんですね。

 そうなってくると拳士の状況が分からなくなってくる。そうすると指導もうまくいかない。

 なるべく拳士との距離を近く、近くにもっていくことによって「この子は今日何に悩んでいるんだろうか?」とか拳士の状況を把握することができる。

 だから、自分から拳士の近く、近くへ寄っていくようにしています。

 その結果としての「ツッコミ」じゃないですかね(笑)

道院長インタビュー

道院長インタビュー ~技術指導について~

Q.道院長が自ら技をかけられていましたが、意味があってやられていますか?

A.まず、私自身が技を見せて「こうだ!」って教えるだけの技術がないというのがひとつ。

 技をかけられることによって相手を誘導して教えることができるからですね。

 もう一つが少林寺拳法というのが「組手主体」、これは道院長と拳士の間でも一緒だと思うんですよ。

 「俺がお前を投げるのは気持ちいいが、お前に俺が投げられるのはかっこ悪いから嫌だ」

 では、本来の少林寺拳法ではないですよね。

 「私が技をかけたら、次はあなたがかけてね」

 道院長と拳士であっても「お互い対等な修行者ですよ」という気持ちでやっています。

 中学生なら中学生、小学生なら小学生、できるだけ目線を合わせて指導するように心がけています。

道院長インタビュー

道院長インタビュー ~法話のコツ~

Q.法話は難しい話題から身近な話題までされていますが、何か工夫をされていますか?

A.興味を持ってもらわないと聴いてもらえないですよね。

 四日市富田道院は法話を聴くのが大好きな子が多いんですよね。

 「あぁ、今日も先生オモロイこと言ったな」

 って思ってもらわないと、まずはコッチを向いてもらうことが大事。

 私、子どものころに某スポーツを習っていたんですけど、その時のコーチがいろいろお話しをするんですね、でも、子どもって面白くないから話しを聴かない。そうするとコーチが怒るわけですよ

「人の話しを聴くときは相手の目を見るもんだ!」って

 こっちは(そうかそうか、相手の目を見ればいいんだ!そうしたら怒られない)って思うわけです。

 じゃぁ、次からどうするか?

 コーチの目を見て、頭の中は別のことを考えるわけですよ。(今日のご飯なにかなぁ)なんて。

 話しの内容なんて何にも入ってきていない。それじゃ話す意味がない。

 ますは聴き手を引き込んで、そこからいろんな話しをしていく。これが一番大事だと思っています。

道院長インタビュー

道院長インタビュー ~法話の目的~

Q.何か目的をもって法話をしてるんですか?

A.法話は必要に迫られて始めただけなんです。

 突いたり、蹴ったりだけをしているだけでは子どもたちの悩みとか、大人の悩みとかに応えることができないんですよね。

 「先生、今日、学校で僕いじめられたんです」

 「そうか、それなら道院で突いたり、蹴ったりして気分転換しろ」

ではないですよね。

 そこから「生きるってなんだろう?」「人生ってなんだろう?」を伝えるには言葉で伝えていかなくてはならない。そんなところから法話を始めただけなんです。

道院長インタビュー

道院長インタビュー ~道院運営について~

Q.四日市富田道院をどのように運営したいと考えていますか?

A.何のために少林寺拳法を、四日市富田道院をやっているか?というところに重点を置いています。

 それには「目的」と「目標」と「手段」を普段から考えています。

 よく人間って「目的」と「目標」をごっちゃにしちゃうんですね。例えば「大会に優勝する」「昇段する」これは「目標」であって「目的」じゃないんですね。

 「目標」ってのは「目的」をかなえるための「手段」のひとつでしかないんですよ。

 じゃあ「目的」は何かって考えると開祖(宗道臣)の想いに辿り着くんですね。それは「人づくりによる国づくり」なんです。

 そう考えると「道院」ってとこでは突いたり、蹴ったりするはあくまで「道具=手段」であって、道院に人が寄ってきて、少林寺拳法の修業を通じて、法話を通じて教えることで「人づくり」をする場でありたいと思っています。

 そのためには「あそこ(道院)に行ったら先生が怖い、幹部拳士が怖い」ではなかなか人が来ないですよね?

 学校で叱られて、怒られて、仕事で叱られて、怒られて、それで夜になって道院に来て叱られて、怒られて、それで道院に来たいって人は誰もいないと思うんですよ。

 誰もが道院に来やすい雰囲気を作っていきたいと思って運営しています。

道院長インタビュー

人を教えるって事は

人を教える立場って、たいへんなんだ。(中学生有段者への説話から)

人を教える以上、教わる側よりも何倍も努力していないといけない。
先生が、ただ寝転んで「ほら、お前ら頑張れよ」なんて言っているだけなら、尊敬できるか?そんな先生の言うこと聞くか?

例えば、技ひとつ取っても、自分の技術を分解して、ひとつひとつ検証していかないと、人には教えられない。

人に教えるって事は自分を見直すって事なんだ。
窮屈だし、たいへんだ。
だけど、これができないと技術の向上はもちろん、人格の向上なんて望めるはずもない。道院長

怠らず努めよ

怠らず努めよ

釈尊の臨終の際の言葉だ。
サボらずに努力しろよってこと。

釈尊は臨終の際、弟子たちにこう残したそうだ
「法を灯し火とし、自らを灯し火としなさい」

私たちは将来のことなんて誰も分からないまま生きている。真っ暗闇の中、進んでいる様なものだ。
その暗闇の中、自らを灯りとして進んで行くんだ。だから、灯りとなる様に常に自らを磨かなくてはいけないよな。

死ねまで修行だぞ。
開祖 宗道臣先生もおっしゃってたそうだ。
死ねまでサボらずに努力し続けていこう。

座禅行

高校受験に向けて

昨日の修練後には中三の受験生が勉強をしていました。

四日市富田道院は少林寺拳法の修行をするだけの場所ではありません。
みんなで一緒に「生きる」ことを学んでいます。

受験勉強

カルトに気をつけろ

「親に相談しないように」
この言葉が相手から出てきたら、宗教、セールス問わずにすぐに逃げろ!

〜〜〜

最近、カルト宗教が社会的に問題になっている。
絶対に近づくなよ、相手は巧みに引きずり込んで来る。

先生な、若い頃に悪徳商法に引っかかりそうになった事がある。
電話勧誘が最初にあって、すぐに怪しいと分かったんだ。でもな社会勉強にって会いに行った。
気がついたら契約書に判子を押す寸前だった。
分かって行っても引っかかりそうになるんだ、相手は巧みに引きずり込んで来る。

君たちは若い、これからカモとしてカルト宗教、悪徳商法から勧誘が来る。
これから何度もこの話はするから注意しろよ。

法話

精一杯生きよう

みんなの中で「うちのじいちゃん、500歳」って人いるか?
いないよな。

私たちはいずれみんな死ぬんだよ、当たり前だけど。
こうしている時間だって刻一刻と残り時間は減っていっているんだ。

だからな、どうせ過ごすなら今を精一杯、一所懸命に生きようじゃないか。
時間を使うということは命を使うということだ。
無駄なく生きよう。

法話