修練後に子どもたちが受身(大車輪)の自主練をしています。

楽しそうに取り組んでいます。
修練後に子どもたちが受身(大車輪)の自主練をしています。

楽しそうに取り組んでいます。
オー助教が子どもを抱いてまで指導をしています。
とにかく上手くなって欲しい、少林寺拳法を楽しく、好きになって欲しい、ただそれだけの想いで、今、この一瞬を大切に指導しています。

私たちは人づくりをしています。
練習前に子どもたちが走り回っています。

もうこれだけで彼らは汗だくでクタクタになっています♪
本日、四日市少林寺拳法協会の拳法祭に参加しました。

演武披露やミニゲーム、道院対抗の綱引き大会などあり、とても楽しい1日をみんなで過ごしました。


企画、運営してくれた実行委員会のみなさんありがとうございました。
今日の一般部(中学生以上)の修練風景です。

防具を着けて剛法の掛かり稽古をしていました。

高校生と中学生は単独演武の練習です。
それぞれ一所懸命に、それでいて楽しそうに取り組んでいました♪
内部農園さんのご好意により農業体験会を開きました。
初めの田植え体験にみんな興味津々です。
道院を出て社会勉強をするのも修行です。

私たちは人間力の向上を目指しています。
法話や儀式の投稿が多くなっていましたので、基本修練の様子を一枚。

下は小学生から上は50代まで一緒になってやってます。
ちゃんと修練もしてますよ(^◇^;)
Instagramには動画もあげていますので、そちらもぜひご覧くださいね。
日本人は食事をする前に「いただきます」って言うよね?
あれは何に対して言うの?
(たべもの!)
おぉ、すごいね!
そうだね、今からいただく食材、「いのち」に対して「いただきます」って言うんだね。
私たちの食べるものは全部、他の「いのち」なんだよね。お魚にしても、お肉にしても。
私たちは他の「いのち」をいただかないと生きていけないんだ。
この身体(からだ)は日々食べるもの、「他のいのち」でできているんだ。
つまりね、身体は「他のいのち」から預かっている、借りているだけのものなんだよ。
だから自分の身体だからと言って粗末に扱ってはだめだよね、とうぜん他の人の身体もだ。

いつかこの身体も返さなくてはいけない。
だからそれまで大事に扱うんだ。
君たちは誰から産まれてきた?
(お母さん!)
じゃぁ、そのお母さんは?そのまた、そのまた、そのまたお母さんは?
いいかい、数億年前にこの地球上にたまたま産まれた生物、細菌のようなものだったらしいが、その最初の生物から今の私たちまでずっと命は一本の糸のように繋がってきているんだ。
途中、どこかでその命が切れていたら今の私たちはここにいない。
当然のように思っているかもしれないけど、今、生きているのはとてつもない偶然、奇跡なんだよ。
だから、命とは自分のものも、他の人のものも大事なんだ。

これをお釈迦様はこんな風にたとえているんだ。
命を得るということは、海中から百年に一度しか浮かび上がってこない盲目の亀が、海面に首を出した時、流れただよっている浮木のひとつしかない穴に首がちょうどはいるというくらい、奇跡的なこと。
少林寺拳法はたった一人の人、開祖宗道臣先生の想いから出発している。
その想いとは戦争体験にある。
「こんな悲惨な想いはもうまっぴらごめんだ!
自分はもちろん、子にも、孫にも、世界中の誰にも二度とさせたくはない!」

開祖が1980年5月12日に遷化されて、今年で45年、今でも世界中では戦争が続いている。
そして戦争ではいつだって弱いものが犠牲になる。
そんなことは「まっぴらごめん」だ。
開祖は亡くなる直前「原点に帰れ!」と幾度となく話されている。
その「原点」とはこの開祖の想いなんだ。
難しいことは言わない、まずは自分自身を大事にすること、そして、それと同じだけ相手を大事にすること。
今日、ここから始めて欲しい。
私たちが少林寺拳を修行をする目的を忘れないでいてください。
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