少林寺拳法は開祖がおっしゃる「苦行ではなく養行だ」というところに魅力を感じます。
少林寺拳法は漸々修学、一歩一歩、老若男女問わず自分のペースで修行ができるのがいいですね。

少林寺拳法は開祖がおっしゃる「苦行ではなく養行だ」というところに魅力を感じます。
少林寺拳法は漸々修学、一歩一歩、老若男女問わず自分のペースで修行ができるのがいいですね。

少林寺拳法を続けているうちに楽しくなってきたのと、特技がとくになかったこともあり「ひとつくらいは」という想いもあってここまで続けてきました。
一度始めたことは長く続けた方が自分の力になるだろうと思ってきました。

白帯さんと黄帯さんが合同で修練していました。

羽がまだ白いひなどりが一所懸命に飛ぶ練習をする様子を表して「習う」と書く様に、3人の黒帯に寄り添ってもらって、楽しそうに修練していました。
始めたのは中学1年生の時で、それから高校受験と大学受験の一時期を除いて22年間少林寺拳法を続けています。
始めたきっかけは、自慢できるような特技がなく、それを見かねた両親が勧めてくれたのがきっかけです。

父の友人のお子さんが少林寺拳法を習っていて、その縁で入門しました。
明日は何があった日か知ってる?
14年前に東北地方でとても大きな地震があった日なんだよ。
とても離れた四日市でも揺れてね、私は「せめて子どもたちだけでも犠牲にならないように」って祈っていた。
でもね、たくさんの子どもたちが津波にのまれてしまった。

4月には新しいランドセルで入学する子だっていただろう。新中学生、新高校生だって。
「行って来まーす」って家を出て、もう帰って来られなかった。
今日は誰と遊ぼう?
夕飯はなにかな?
来るはずの時間は2度と来なかった。
この前、話したよね?ありがとうの反対は、なんだっけ?
(当たり前)
そうだね、今、こうやって私たちが生きているのは「当たり前」なんかじゃないんだ。
とってもありがたいことなんだよ。
私たち金剛禅は亡くなった人へ祈ることは普段やりません。
でも、今日だけは、あの地震で犠牲になった人たちのために祈りたいと思います。
合掌、黙祷
少年部が終わって、一般部の修練が始まると、いつもは走り回って騒がしい子どもたちが今日は静か⁉︎
なんとトランプで遊び始めていました!

って、道院長が子どもたちの中にしれっと混ざってる(^◇^;)
今日はなんの日だ?
(ひな祭り〜)
そうだね、ひな祭り、女の子の日だね。
ここで先生から綺麗になれるコツを教えてあげる。
それはね、「綺麗な言葉」を使うことだよ。

どれだけ綺麗な顔してても汚い言葉を使っている人はやっぱり醜い。
綺麗な言葉を使う人は綺麗だ。
あとね、男の子もそうだけど、背筋をピンっと伸ばして生きること。
姿勢が綺麗な人はカッコいいよね。
だらしない姿勢でランウェイを歩くモデルさんなんて見たことないだろ(笑)
今日はオー助教が久しぶりとなる絵本読み聞かせをしました。

絵本を使って子どもたちと触れ合います♪
今日は道院内で白帯さんが少林寺拳法の昇級試験にチャレンジしました。

新入門から4か月、慣れない環境の中、子どもなりに一所懸命に通ってきています。
少林寺拳法は他人との比較ではなく、昨日の自分との比較です。
間違いなく彼は4か月前とは比べものにならないくらい成長しています。
彼にとって人生最初の挑戦にエールを送ります。
普段の修練時に達磨像は古代文字が書かれている台に置いています。(儀式行事の際は祭壇に置かれます)

これは道院長が四日市富田道院を「こんな場所にしたい」と古代文字書家の小川戯光さんにお願いして書いてもらったものです。
これは高杯に盛ったごはん、お供えものを挟んで2人の人が食事をしている光景を文字にしたものだそうです。
現代語では故郷(ふるさと)の「郷」の原型となります。
転じて四日市富田道院を人が集う「コミュニティ」にしたいという道院長の願いがこもっています。
郷(さと)の元の古代文字から、食事を囲んでいる人々の賑やかな声が聞こえてきそうな気がしてきませんか?
四日市富田道院は拳技を中心として、いつも賑やかな声が飛び交っています。
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