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Shorinji Kempo

ハッピーバレンタイン?

今日はバレンタインデーです。

修練終わりにみんなが持ってきたバレンタインチョコを配ってから、急遽オー助教がくじ引きを使って簡単なイベントを開いてくれました♪

子どもたちは簡単なイベントでも大喜び^_^

まずは道院が楽しい場所であり続けること。

そこから人づくりが始まります。

「鍛える」とは

私の母校では、溶接、旋盤、鋳鉄などの実習があり、そのうちのひとつに「鍛造」というものがありました。


鍛造とは真っ赤になるまで熱した鉄を叩いて形を整え、水などで冷やして硬さをあげていく作業のことです。私の場合、実習期間がちょうど夏季にあたり、汗だくになりながら熱い鉄にハンマーを振り下ろしていました。はい、16歳の夏でした。


鉄は鍛えていけばいくほどドンドンと硬くなっていきます。ところが、ある程度の硬さになると「ポキッ」と音を立てて簡単に折れてしまいます。
これは硬さをあげることにより鉄が本来持っていた柔軟性を失ってしまうからです。


硬いから「強い鉄」というわけではなく、むしろ、硬いからこそ「壊れやすい鉄」なのです。
これは人も同じようなもので「こうでなければならない」というものを持っている人ほど、想定外の衝撃を受けた際に崩れやすいものです。


当然、確固たる自己(自己確立)を持たなくてはなりませんが、同時に自分とは違う価値観を許容できる柔軟性(自他共楽)を併せ持たないと実際の「強さ」を得ることはできません。


少林寺拳法を主行とした拳禅一如の金剛禅修行法は、剛毅さとしなやかさを同時に身につけられる(剛柔一体)もので、私たち指導者はそれを体得して欲しいと思い指導をしています。


7世紀に建立されてから1300年以上自然災害に耐え続け、世界最古の木造建築物である「法隆寺」には真ん中を貫く一本の心柱があります。この心柱は基礎に固定されておらず、風や地震などの衝撃に対しユラユラと揺れるようになっているそうです。
私たちも法隆寺のように一本強く貫く芯を持って、かつ、しなやかに生きていきたいものです。

言葉が魂をもつ

日本語にはね「言霊」(ことだま)って考え方があるんだ。

口から出た言葉は、その瞬間から魂を持って勝手に動き出す。

場合によっては言葉を出した本人すら殺しに来るかもしれない。

そんな迷信なんて思うだろ?

でもな、人間の脳は自分で発した言葉でも、それが誰に向かって言っているか判断できないんだ。

「ばーか」なんて言ったら脳は自分が「ばーか」って言われているように捉えてしまう。

同じ言葉を出すならね「かっこいいな」「すごいな」なんてプラスの言葉ばかり言うと自分が言われているみたいでお得だよな(笑)

だから、先生は「きれいな言葉を使いなさい」っていつも言っているんだよ。

子育て心理学講演会開催

今日はオフィス優の水野先生をお招きして子育て心理学講演会を開催しました。

心理テストもあり、あっという間の1時間半でした。

子育てに対してのみならず、部下への指導など幅広く人間関係について楽しく考えることができました。

ちなみに、心理テストで道院長は「とっても大きな外的ストレスに晒されてながらも悠々と進んでいる」と診断されていました(^◇^;)

風邪が流行っているのかな?

今日の修練は少年部が少なく、風邪が流行っているのかな??

でも、その分、大人が楽しく修練していました♪

少林寺拳法は子どもから大人まで、初心者から熟練者まで楽しく学べるカリキュラムが出来上がっています。

修練前に汗だく

子どもたちは修練前に汗だくになって遊んでいます。

「修練始めるよ〜」

と道院長が声をかけると

「え〜」

と不満そうです(^◇^;)

黄帯さんがカッコよく

入門して一年も経たない黄帯さんですが、こんなにカッコよく構えられるのです。

子どもたちの吸収力は教える側もビックリさせられます!

気がついたら…

うちの道院長、気がついたら笑ってます。

怒っているところは、滅多に見たことがありません。

本人は「和顔愛語やぁ」なんて言ってますが、単に道院が楽しいだけのような気がします。

年頭表彰

新春法会から1週間遅れで年頭表彰をしました。

新春法会には都合で欠席した拳士への表彰です。

門信徒代表挨拶

四日市富田道院の新春法会にあたり、門徒を代表してご挨拶を申し上げます。

本日、お集りの皆様におかれましては、すがすがしく新年をお迎えになられたことと、慶びを申し上げます。

昨年中は、今までどおりの金剛禅の行事や大会などを無事に開催することができました。

四日市富田道院からもインターハイ、全国中学生大会、三重県大会へ挑戦することができ、多くの素晴らしい経験をみんなで共有できたことに、まずもって感謝を申し上げます。

また、数多くの縁に恵まれ、たくさんの仲間を迎えることができましたことも嬉しく存じます。

さて、最近の国内外のニュースでは、国と国による諍い、自然災害、社会問題など、私たちの心に深い影響を与える出来事が多く報じられています。

こうした現実を直視することは難しいですが、理解を深め、支援の手を差し伸べていかなければなりません。

私は、

「半ばは自己の幸せを半ばは他人(ひと)の幸せを」

という開祖宗道臣先生の教えのように、自分の都合だけでなく相手を慮る気持ちと行動こそが、混沌とした社会のなかでこれから生きていくために必要であると考えます。

そして、相手を認めるためには、まず、自分自身が今、ここに、その瞬間生きているという奇跡に感謝し、自分という存在を無条件に認めていくことが大切です。

今年一年、自分の可能性を信じ、挑戦を恐れず、失敗に挫けず、成功を驕らず、その過程の中で仲間とも助け合い、笑い合い、安心して成長できる道院にしていくことを誓い合います。

結びにあたり、本日お集まりの皆様の益々のご健勝を心からお祈りいたしまして、門信徒代表の挨拶とさせていただきます。

2025年1月11日

四日市富田道院 門信徒代表