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Shorinji Kempo

四日市富田道院名物「ゲストへ丸投げ」

今日は愛知県からゲストが遊びに来てくれました。

本山へ行っている道院長からの指示で四日市富田道院名物「ゲストへ丸投げ」(^◇^;)
とても楽しい時間になりました〜

四日市富田道院では「遊び」に来てくれる人はいつでもウェルカムです。

修練風景

允可状授与式

本日、初段位の允可状授与式を行いました。

いつも言っているけど、いいか、黒帯(有段者)なんて社会に出れば何の意味もないからな。
「俺は四段だ、五段だ、すごいんだ、偉いんだ!」
アホか?

黒帯(有段者)取ったら道院を辞めるって言うのもいるけどな、黒帯(有段者)になってからこそ初めて自分自身の修行が始まるんだぞ。
黒帯(有段者)だからこそ、自分と向き合い、自分の人としての質を高めるということに努めなければならない。

「さすが黒帯(有段者)」
と言われるように、技術、知識、そして何より人格を磨かなくてならないんだよ。允可状授与式

面白おかしく生きよう

質問 先生がよく言う「面白おかしく生きる」コツってなんですか?

喜劇王って言われるチャールズ・チャップリンの言葉に「人生はクローズショットで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」ってのがあるんだよ。
生きていれば辛いこと、苦しいことがいっぱいある。でもねそれを一歩引いて遠目で眺めて「くだらないw」って笑えるといいよね。

私だって辛いことがいっぱいある。そのことだけに集中すると、そりゃ苦しいよね。
それを「こんなことがあってさ(笑)」って友達に笑い話として話すんだよ、そうすると友達も「お前バカだなぁ(笑)」って笑ってくれる。その笑っている友達を見て(あぁ、やっぱり悩むほどのことがないくだらない事なんだな)って自分で思えるようになるんだよ。

辛いこと、苦しいことを一緒に笑い飛ばしてくれる友達をひとりでも持つこと。
これが「人生を面白おかしく生きる」コツ。
(道院長誕生日会より)道院長誕生日会

道院長の誕生日祝い

先週金曜日は道院長の52回目の誕生日でした。
保護者にもご協力をいただき、修練後にサプライズでみんなで誕生日をお祝いしました。

道院長は終始とても照れながら、とても嬉しそうでした。

道院長の誕生日祝い

宗道臣デー(社会奉仕活動)

今日は朝から宗道臣デー、社会活動の日です。
近鉄富田駅周辺の清掃をみんなでしました。

道院の中で突いたり蹴ったりしているだけでは意味がありません。
社会に活かしてこそ初めて意味が出てきます。

宗道臣デー

開祖忌法要

今日は開祖忌法要を執り行いました。

(道院長法話)
私たちは血こそ繋がっていないが、道の上での開祖宗道臣先生の子であり孫である。
全ては開祖の想いから始まっている。
開祖はただの武道の一派として少林寺拳法を始めたのではない。
人づくりの行として少林寺拳法を始めたのだ。

もしこの中で「私は大会で上位に行きたい」「乱取りで強くなりたい」なんて思っている人がいるなら他所へ行った方がいい。
私はそんなのは教えられない。

一緒になって自分の人の質を上げるということを行なっていき、それを社会に還元して行く。
社会に活かすことができないのであれば意味がないから。

開祖忌

少林寺拳法の拳士が守るべく約束

少林寺拳法の拳士が守るべく約束ってあるよね。
みんな全部言える?

「却下省己(履き物を揃える)、合掌礼(挨拶)、作務(掃除)、正しい服装、正しい言葉使い、正しい態度」

これね、何もここ(道院)だけのことじゃないんだよ。
これはね、社会に出てから大事な事なんだ。
これができない大人はダメな大人なんだ。

例えば、さっきT君が出欠簿を先生に片手で渡していて注意されたよな?
目上の人には丁寧に両手で渡しなさいって。

「えーっ、でも学校じゃぁそんなの教えてくれないよ~」

そりゃそうだ、こんなのは学校じゃぁ教えてくれない。
だから、ここ(道院)で覚えて行くんだ。

ここ(四日市富田道院)はどれだけ間違えてもいい場所だ。
間違えて、間違えて、それで覚えて大人になって行きなさい。

修練風景

人を教えるということ

上級者が下級者を指導します。

下の者を教えることで、自分の技術はもちろん、生きる姿勢を見直すことが求められます。
そこに学びがあります。

金曜日は中学生有段者が小学生を教えていました。
道院長も含め私たちは皆が等しく修行者です。

修練風景

2年ぶりにアイスの差し入れ

ゴールデンウィーク期間中に関わらずたくさん修練に参加!

せっかくなので道院長から子ども達にアイスの差し入れ。
みんな嬉しそうに頬張っていました。

何も言われなくても子ども達は黙食。
ほんとはワイワイと騒ぎながらみんなで食べるのが楽しいのにね。
コロナ禍で子ども達には我慢させていますね(-_-;)

アイス黙食

なんのために少林寺拳法を修行するの?

「じゃぁ先生は何のために少林寺拳法をやっているんですか?」(中学生拳士)
まずは、開祖宗道臣先生(以下「開祖」)が何を目的として金剛禅総本山少林寺を創始されたか?
そこが全ての原点だよな。

開祖は敗戦間もない日本を見て「人づくりによる国づくり」を目的として創始されたんだよな。
「人、人、人、全ては人の質にある、ですか?」
そうだね、全てが人の質にあるならば、より良い国を作るには1人でも多く勇気と慈悲心と行動力のある人を育てなければならない。

だから、私たちは自分達の「人としての質」を上げることを「目的」として金剛禅を修行するんだよな。
決して腕力の強い人、「エイ、ヤァ、どうだ俺は強いだろ?」こんな人になるためにやっているんじゃないよな。
あくまで少林寺拳法はそのための「行」、つまり「手段」のひとつなんだ。

修練風景