最新の記事 | 四日市富田道院 | Page 25

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Shorinji Kempo

◇このコンテンツは少林寺拳法グループ関連団体についてのコンテンツです

人は見た目で判断する

人は見た目で判断する

(えー、だって見た目で判断しちゃダメって言うよ〜)

じゃぁみんなに訊くぞ。
道に迷った時、ニコニコとしている人と、しかめっ面の人、どっちに尋ねる?

そりゃ、ニコニコしている人だよなぁ。
やっぱり最初は、入口は見た目なんだよ。

だから、結手構で立っている時にビシッと一本線が通ったように立て。
フニャフニャとしただらしない立ち方だと、だらしなく見られる。
なにも1時間も2時間も立っていろとは言わんのだから。

拳士が守るべき約束に「正しい服装」「正しい態度」ってあるよな。
あれはなにも道院の中だけじゃない。社会に出た時に大事なことなんだ。

道院はな、どれだけ失敗してもいい場所なんだ。
ここで失敗して、学んで、社会に出た時にちゃんとできればいい。
だから、どんどん失敗していけ。

修練風景

少林寺拳法の有段者とは?

「俺は少林寺拳法の黒帯だ、四段だ、五段だ!偉いだろ?凄いだろ?」
なんてバカな事を言うなよ。
こんなもの(黒帯)なんて、一歩社会に出たらなんの役にも立たないぞ。
むしろ「少林寺拳法の有段者のクセにこんなもんか!?」ってバカにされる。

黒帯だから偉い、じゃない、反対だ。
黒帯だからこそ他の人よりちゃんとしていないといけない。
少林寺拳法の技法はもちろんの事、姿勢、立ち振る舞い、言動、礼儀、日常生活において「さすが少林寺拳法の黒帯(有段者)」って一般の人に言われる様でなければならない。

例えば
「今日起きたこの事件についてどう思いますか?」
「今の国際情勢をどうみていますか?」
って聞かれたときに
「えーっと…」
では少林寺拳法の黒帯(有段者)としては困るんだ。
ちゃんと自分の意見を言えるようでないといけない。

他にも金剛禅の僧階を持っている者は
「国際情勢と宗教についてどう思うか?」
「イスラムとキリスト教の関係について」
「現代日本仏教の問題点について」

というのもちゃんと言えないといけない、ほかの宗派の人と論議ができないといけない。

ちゃんと学校の勉強もして「脳みそ筋肉」なんて揶揄されないようにしろよ。修練風景

法話番外編 〜子どもが分かる感染症〜 その4

免疫細胞ってどこで訓練しているか知っているか?
それはね「腸」なんだ。しかも訓練に必要なのは「食物繊維」なんだよ。
バナナや野菜にたくさん含まれている。
だからと言って野菜ばかり食べていればいいもんじゃないぞ。
お肉もお魚もバランスよく食べるんだ。

免疫細胞を元気にするにはね、しっかり食べて、しっかり寝て、ちゃんと運動して、あとはよく笑う!

コロナなんかに負けるなよ。

子どもが分かる感染症

修練を中断します。

新型コロナウイルス感染症拡大のため、しばらく修練を中断します。

残念ですが、子どもたちの命を守るための判断です。

再開は三重県まんえん防止措置終了を目途とします。

休止状況

法話番外編〜子どもが分かる感染症〜 その3

感染対策身体に入る病原菌を少なくずるためにはね。

まず病原菌は「お、あんなとこに入りやすそう口があるな、飛んで行こっ!」って来ないぞ(笑)
病原菌は君たちの手にくっついて、それを君たちが目や、鼻や、口に自分で運ぶんだ。
だから、手洗いが必要なんだぞ。

はい、みんな手を出して!
洗い残しがあるのが指先、特に親指だね。
あとは指の間もそう。
だから石鹸を手に取ってよく泡立てたら、まずは指先を洗う、忘れずに親指。
そして手を合わせて指の間、最後に手首もな。

こまめに手を洗う、家に帰って来た時、ご飯を食べる前、おやつを食べる前、ゲームをしたあと。
スマホなんて便所より汚いらしいぞ。

病原菌がたくさんいるのが(感染者の)唾だ。
だから唾飛ばさないようにマスクをする。
空気の中に浮いている唾が外に出ていくように窓を開ける。

手洗い、マスク、換気だ。

法話番外編〜子どもが分かる感染症〜 その2

病原菌が身体に入ってくると、すぐに自分たちの身体にある免疫細胞がやってくるんだ。
「なんだコイツは?やっちまえ!」
ってね。
そこで免疫細胞が病原菌に勝つと病気にならなくて済む、負けると病気になっちゃう。

つまり、病原菌より免疫細胞の方が強い状況を作っておけば病気にならないんだ。
それには、身体に入る病原菌を少なくする、そして、免疫細胞を鍛えたらいいよね。

感染症講和

法話番外編〜子どもが分かる感染症〜 その1

どうなったら新型コロナ感染症みたいなのに罹ると思う?

例えば、肩に病原菌がくっついても感染しないぞ。
私たちの身体を覆っている皮膚はすごいバリアなんだ。

じゃぁ、どこから病原菌は身体に入ってくる?
それはね、湿っているところ、目、鼻、口。ここにはバリアの皮膚がない。
ここから病原菌は身体に入ってくる。

でもな、病原菌が身体の中に入ったからってすぐには病気にならない。
なぜなら…

子どもが分かる感染症

習うと学ぶ

「ならう」って漢字で書けるか?
(はーい)
お、いいね。じゃぁ、書いてごらん。

そうだね、こう(習)書くね。
漢字は表意文字だ、なんで「羽」に「白」って書くの?

これはね、まだ羽の白い雛鳥が一所懸命に飛ぶ練習をしようと何十回、何百回も羽ばたく練習をする様子なんだ。
だから、「習う」ってことは何度も、何度も繰り返して練習することなんだよ。
さっき言った「小練すれば小成し、大練すれば大成す」ってことは、何度も何度も一所懸命に練習すれば立派になるってことなんだ。

じゃぁ今度は日本語の勉強だ。
「学ぶ」って日本語はもともとなんだか分かるか?

「まなぶ」の響きは「まねる(真似る)」からきている。
誰の「まね」をするんだ?

それは先生の真似をするだけじゃないぞ、君たち先に入った子たちの動きも真似するんだぞ。
君たちがだらしない姿を見せていたら、そのまま新しい子たちはだらしないことをする。
君たちからもこの子たちは「学ぶ」んだ。
だから、よーく気をつけるようにね。

(入門式法話より)

習う学ぶ

入門式と新春法会

本日、入門式と新春法会を行いました。

入門式ではお兄ちゃんが堂々と表白文を読み上げてくれました。
この子たちと大人も子どもも一緒に成長していきます。

ここは生涯修行の場です。

入門式

多様性を学ぶ

四日市富田道院は転籍者も多く、愛知県、奈良県、和歌山県の道院からの転籍、大学拳法部出身者もいます。
それぞれ技にも個性があって楽しいですよ♪
 
技の多様性から、世の中の多様性を学びます。
あなたと私は違っていい、違うから楽しい♪
 
ここは人生修行の場です。
修練風景